オタクは明るい?暗い?
こんばんは。
佐野太基です。
今日は「オタクのイメージ」についてのお話です。
オタクは明るいのか?
ありがたいことに、周囲の方々から出演する舞台『月まで届け!』に興味を持っていただいています。#圧倒的感謝
そして本日、ある方にボクが演じる真壁というキャラクターについて話しました。
以前の記事で真壁について話しましたが、改めて彼がどんな人間なのかというと、
真壁考平
チェーンのカラオケ店の社員。
オタク。
かつては好きな時に自分の好きな事を語り続けるちょっとアレな人間だったが、このシェアハウスに住むうちに若干マトモな人間になってきた。
今でも隙あらばアニメの台詞を言いまくっている。
どれだけ喋っても、最後まで聞いてくれる服部がお気に入り。
この人物像を知った時、ボクはそこまで違和感なく「こういう人いるよね~」という認識でした。
なので「今回ボクが演じるのは明るくて、だいぶはっちゃけた38歳の漫画アニメ好きのオタクなんですよ~」と伝えました。
するとその方は、
「へぇ~オタクなのに明るいんだ~」と仰いました。
その方にとってオタクは“明るくない“というイメージ。
ボクにとっては“明るくても違和感が無い“というイメージでした。
これはどちらが正解なのでしょうか?
好きなことは喋りたい
結論、ボクのイメージもその人のイメージも間違いではない、
ボク自身、漫画やアニメは大好きだし、かつて所属していた声優の養成所では大半の人間が所謂オタクでした。
オタクに限らず、人って好きなモノに対しては饒舌になることが多いと思うんです。
ボクは漫画・アニメ好きのオタクに囲まれ彼らと好きなことについて語り合った時間があるので“オタクって明るい人多いよね“という認識になる。
一方で彼らがところかまわずに漫画やアニメの話をするとも思えない。
ボク自身がそうなのですが、基本的に人と話すのは得意ではありません。
だから、同じ職場などにいるあまり話さない人がボクが漫画やアニメ好きという情報だけ手に入れると「オタクって物静かな人」というイメージがインプットされるでしょう。
まぁ当たり前の事ですが、オタクと一口に言っても明るい人もいれば暗い人もいるでしょう。
要は自分が接した人がオタクであった場合、その人の性格が明るければオタクは明るいとなるし、物静かであればオタクは物静かということになる。
真壁は止まらない
今回演じる真壁という男も好きな時に自分の好きな事を語り続けるという過去があり、今は治まってきているもののスタンスは変わりません。
そんな真壁も職場のカラオケ店では黙々と仕事をこなしているかもしれませんし、意外と真面目なのかもしれない。
職場で抑えている分、棲み処であるシェアハウスでは解放していると考えると面白いですよね。
彼にもオタクであったことが引け目であった過去があります。その事で後悔をしたこともあった。その過去の後悔が今の真壁を作り上げたとボクは考えています。
今宵はここまで。
佐野太基でした!
「月まで届け!」
作・演出 富山やみと
[劇場]
遊空間がざびぃ(西荻窪)
[料金]
前売り券・当日券・一般:4000円
前売り券・当日券・高校生以下:1000円(学生証、要提示)
予約は2月12日(日)から
[日程]
2023年4月19日(水)~4月24日(月)
19日(水)14時A/19時B
20日(木)14時C/19時A
21日(金)14時B/19時C
22日(土)12時C/15時半C/19時A
23日(日)12時A/15時半A/19時B
24日(月)12時B/15時半B/19時C
[あらすじ]
東京の多摩地区にあるシェアハウス。
ここに住んでいるのはサラリーマン、OL、専門学生,浪人生、脚本家、保育士、バンギャ、謎の金持ち、オタクの9人。
特に揉め事があることもなく、基本的に仲良く過ごしています。
脚本家はシェアハウスを舞台にした台本を書こうと思い、他の人達に何が起こったら面白くなるかの意見を
求める事にしました。でも出てくるのはシェアハウスを舞台にした作品ではよく出てくる設定ばかり。
いっその事、「シェアハウスを舞台にした作品あるある」をぶち込んだお話にしようかなと、思っていたのですが…
[キャスト]
A
黒森勇二(月曜日の宮村)
谷津恒輝
渡辺夢花
寺島八雲
西薗貴之(CorneliusCockBlue(s)
萩原悠太(劇団東京芸術座)
柚木彩見(株式会社Takujiクリエイト)
佐伯瑞穂(劇団ひまわり)
円田はるか
B
高井佑(MKDoffice 原宿空想ライオン)
井筒雄太
近藤節乃
成田圭吾
目黒亮平(エニープロダクション)
西田英二朗(グリーンロード)
羽川桜和子
吉田爽香(TOMOIKEプロデュース)
平田彩華(劇団ひまわり)
C
吉川政博(danke)
岡田建(TEAM Opcebo)
藤本らな
末盛鮎(DIFA ACADEMY)
佐野太基(オフィスTopica)
アサヤンネム
奏(MKDoffice 原宿空想ライオン)
大島みふき
矢萩麻里菜
[スタッフ]
舞台監督 久保田智也
音響 西薗貴之
照明 富山やみと
フライヤー 宮川太一
企画制作 オフィスTopica