幼いころの夢
出演する舞台「鬼討伝-Enishi」
本番まで3週間をきっております。
本番間近で変更点やら演技指導も入り、まだまだ素晴らしい作品にする余地があるなと感じる次第です。
今回の舞台は時代劇に出てくるや刀を使うアクションに憧れ役者を目指したボクにとっては、夢が1つ叶った形になります。
「夢を持ち、それを叶えることは素晴らしい」
月並みでJ-POPで使い古されたようなフレーズですが本当にそうだと思います。
ただ、そう思うのは夢ってそう簡単に叶わないことだらけだから。
「人の夢と書いて儚い」とは良く言ったものです。
元々役者という狭き門だからこそ余計に「成功」だとか「夢が叶った」という実感を得る機会が少ないです。
そう言えば、幼いころのボクの夢は動物博士でした。
今でもそうなのですが動物が好きなんです。
高校の頃はクラスで数少ない生物を選択していた理系男子でした。
動物園にも行くし動物図鑑とか関連書籍は思わず買っちゃいます。
幼いころに抱いていた夢だから具体的に動物博士になる方法なんてわからなかったです。
いや、勿論いまも明確に「動物博士になる方法」なんてわからないです。大学の生物学部で学位と取ることでしょうか?
でもふと思ったんです。
今の自分が少しでも関わっている芸能界。そこで動物関連の仕事をこなしていったり、動物が出る番組だとかラジオだとかに出演することができれば、「動物博士になりたい!」と夢見ていた自分へ「お前の夢の一部を叶えているぞ!」と言えるのでは?
最初に言ったように、夢なんてそう簡単に叶うものではありません。それでも今のボクは1つの夢を叶えた状態。
それは自分がやりたいこと、好きなことを愚直にやってきたから。
今回の舞台が終わったら、配信サイトなどで動物の雑学とか配信してみようかな。
良い夢みろよ!博多佐之助でした。