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我がままに生きるということ。

人と会いたく時がある。

4月は嫌いです。気候が変わりやすいとか花粉症になりやすいからという理由ではありません。過去にうつ病になったきっかけである出来事が起きたのが4月だからです。今でも4月になると訳もわからず気分が落ち込み人と関わるのは嫌になる時があります。

とは言え、このようは事を堂々と言えるようになっただけ過去に比べると症状としてはマシになったんですけどね(笑)

妬みと焦り

うつ病についての自分の考えは過去に書いたので、ここで改めて書きません。
当たり前ですが4月でも楽しい気分の時もあるし、別の月でも気分が落ち込んでしまう時があります。

それで役者を始めてから1番落ち込む…というか焦るのは、同業者の成功でした。
特に過去に舞台や撮影現場で一緒になった人が役者としてやりたいことや精力的に活動している姿を見ていると、その人を妬んでしまい、まだ実現したい役者になっていない自分に焦りを感じてしまい、逃げるように他人との関わりを断ってしまいたくなります。

しかし、その妬みと焦りがあるお陰で「自分も動かなきゃ…」と良いカンフル剤になる事もあります。最もこの感情の向かう方向を間違えると他人への攻撃となり、成功している人の場所に自分が追いつくことよりも、その人を引きずり降ろしてやろうとしまう気持ちに化けてしまうだろうなと。本当に人間は感情の生き物です。

夢を追う事の責任。

現状、役者としてやりたかった事、なりたかった姿になれる舞台への出演が決まってからは、役者仲間にも家族にも友人にも「今の自分はやりたいことを自信を持ってやっているよ!」と言えます。

その気持ちが心に余裕を持たせるのか、先日久しぶりに会った役者仲間とはお酒の席で愚痴ではなく互いの将来だったり夢を語り合いました。
恐らく妬みと焦りに支配されていては、相手が抱く夢なんかを「現実はそんなに甘くないよ」などと知った風は口を利いてしまったでしょう。

ボクは役者という道を歩き始めた時に決めたことが1つあります。
それは「誰かの夢を否定しないこと」です。
そんな目標も妬みや焦りで破ってしまいそうな時がありました。

夢を追うというのは多くの人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
「わがままだ」揶揄されることもあるでしょう。

「わがまま」…あまり良いイメージではありませんよね。でも「我がまま」と書くと「ありのままの自分」とも取れる。他人に何を言われても自分を貫くことを止めたくはない。
でも自分がありのままで生きたいと同じように他の人もそう思っているかもしれない。
だから、我がままに生きるのであれば相手の我がままも受け入れて、互いに折り合いをつけて理解し合うような優しい世界になるといいですね(^^)

相手の成功に拍手を贈ることができる人が次の成功者だって、何かの本で読んだな。今でも胸に刻んでいる言葉です#じゃあ本の名前を忘れるな

それでは明日も舞台の稽古を楽しんできます。
博多佐之助でした。


劇団雪月風花第弐回公演
「鬼討伝-Enishi」
6月10日(金)〜6月12日(日)
池袋シアターグリーン
BARE THEATERにて公演
蒼太役として
出演させて頂きます。
チケットの販売は4月25日21時頃の予定です
詳細は画像をご覧ください。

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