書くことと本当のこと

書くことはいい。

その試みの中、私は私のうちなる編集者とともに言葉を推古することができる。私の中には内なる検閲官も待機していて、いつでも私の書き上げた物を読み、試し、そして差し押さえにやってくる。

それが発刊前のやりとりで。

それでも私は、
私の中、私以外、その全てを殺すことができる。

書くことは私に、言葉が本当への責任を必ずしも負っていないことを啓示する。

それはものがなしいけれど、それがものがたりであって、誠実に話せないわたしは、それでも書かずにはいられないのです。

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