親の希望の型に子供をはめようとする場合
前回では
ひきこもりが子育てによる要因で
なった場合をお話しました。
今回はその具体的子育てについて
お話させていただきます。
親御さんの多くは、
自分の子供を自分の希望通りにしたい
という思いがあります。
いい学校(塾)にいかせようとする
習い事やクラブチームで頑張らせる
どちらも親御さんからすれば
「子供の将来」
を思って行かせるわけです。
お金もかかることです。
さきほども言いましたが、
子供にはそれぞれ個性(性格)
があります。
そして向き、不向きがあります。
親の希望することが、
自分のやりたいことや個性(性格)
と違う場合は苦痛を覚えます。
子供の頃は、
「自分が何に向いているのか?」
なんて分かるはずありません。
でも、
「親が喜んでくれ、褒めてくれる」
となると期待に応え頑張ろうとします。
しばらくはいいのですが、そのうち
自分には向かないとか合わない…
やりたくない等と思った時。
またはやっても上手くいかなかったり
失敗を繰り返したり結果が伴わないと
自信をなくしてしまいます。
それでも親が𠮟咤激励してやめさせず
続けることで、ふさぎ込んだり…
ちょっとした事が引き金になって
ひきこもることがあります。
親は、子供の為と思ってお金もかけ
塾や習い事、家庭教師やスポーツ等
それらをさせることで自分(親)
の希望を叶えようとします。
「それは違う、子供の為だ」
と言われる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん本当にスポーツ選手になりたい
というお子さんもいるでしょう。
問題なのは、
自分(親)がなりたかった夢や希望
出来なかった(職業や職種、学歴)こと
を子供のためと称して叶えようと
している場合です。
親が希望通りに行かせたい学校
親が希望通りにならせたい職業
親が希望通りに就職させたい企業
それらは、お子さんの個性に合っていて
やりたいこと、なりたいものですか?
あなた(親)の夢や願望を我が子の
夢や希望にすり替えていませんか?
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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