抱えるモノは最小限に。 家も服も趣味も家具も理想も、 軽やかに暮らし続けるには身軽がよい。 抱えるモノが多いと判断に迫られる大事な場面で躊躇する。 そんな感覚に唸ることが多くなってきたのは歳35が過ぎる頃。 家族が増えて、責任も増えた。 体力と引き換えに身が重くなる。 悩みが滞り、心が目詰まりしているような窮屈さを感じる。 無くしたくない失いたくないモノがたくさんあるより、 極ひとにぎりの大事があればわたしは十分なんだと価値観の転換からいっきに手放す勇気が生まれたのは時間が
家族にこっそり年末ジャンボ宝くじの当選番号を確認した朝。 ハズレからはじまる年始ありがとう。私はやっぱり平凡だ。 年のはじめにそう確認できたのは素晴らしくよかったと思う。 派手に憧れるけど、派手には生きられない。 地味でコツコツ。これが私らしい。 そもそも人生において宝くじに夢を託すなんてキャラじゃない私が2023年も終わりの頃、当たる気がしてならない思い込みをおこしてしまうほどのバグを起こしたには理由がある。 父が数十年も隠してきた秘密を漏らしたからだ。 時は2023年1