求人広告でつかっちゃいけない言葉まとめ
最近、Indeedで「このキーワード使ったら求人原稿BANしますよ」的な情報が割と多く出てきているので、ここいらで一つ、求人広告で使っちゃいけない言葉まとめをしてみようと思います。
やっちゃいけない事は、基本的には
・性差別(根拠:男女雇用機会均等法)
・年齢差別(根拠:雇用対策法)
・特定の人を差別または優遇(根拠:労働基準法)
・実際とは異なる労働条件提示(根拠:労働基準法・最低賃金法)
このあたりの事は書いたらアウトです。
まず、性差別に関して言えば。
・主婦歓迎
・看護婦
・ウェイター
これら全部アウトです。性差関係ない言葉に変換しないといけません。
主婦だったら主婦(夫)、看護婦は看護師、ウェイターはホールスタッフ。
また、男性●人女性●人採用しますっていうのも性差になるのでアウト。
もちろん、適用除外職種なら性差別OKです。(詳しくはこちら)
続いて年齢差別。
これも、適用除外を除いて、●●歳までといった事を書くのはだめです。(詳しくはこちら)
特定の人物を差別・優遇してはいけないという事に関しては
・住んでいる地域
・人種や民族、国家
・身体的特徴や障害
・性格
じつはこの辺りが最近強く規制が入っていたりします。
例えば、ここ最近だとIndeedで以下のような文言が入っていたら原稿BANされる形になっているのが、
「高校生不可」「学生不可」
「タトゥー不可」「刺青不可」
「ワクチン接種必須」
「元気な方」「五体満足の方」
この文言が入っている原稿はBANされます。
高校生・学生不可というのは、そもそも年齢制限がダメといっている以上通らない話ですしい、
タトゥーや刺青が入っている事に対しては仕事をする上で特に除外する理由にもならないという事。
ワクチン接種に関して言えば、打てない人もいるわけなので、そんなので差別するのはそもそもアウトという話。
元気な方・五体満足の方っていうがそもそも言語道断。
これは僕が10数年前に受けた案件でしたが、
「手書きの履歴書を持参ください」という条件を書いたクライアント様がいましたが、これもアウト。
採用側は「手書きのスキルもちゃんと見たい」という理由でしたが、障害があって書けない方にとって、雇用機会を失わせる要件になるという事もあり、アウト。
求人情報は、
あくまでも「差別」せず「とにかく業務遂行ができるか否か」だけに焦点を充てるという原則があるという事を忘れてはいけないわけです。
あ、そうそう。
「著作権」関連も、気を付けてください。
・ワールドカップ
とか
・ディズニー
関連とか、そういう文言。
名称自体に著作権がガンガン効いてたり、
まぁないとは思いますが、ワンピースの例のやつ(漫画ワンピースで全員がこぶしを握りつき上げるシーン)とかそんなんをコピって使っちゃったら、まぁ巨額の賠償騒動にもなりかねなかったりするので、そこもふまえて、よくよく考えて、使っちゃいけない言葉やなんやら気をつけてコンテンツを作りあげていけばいいんじゃないかなと考えてます。
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