マスクに使える布のお話
こんにちは!
ふくふくマウンテン店長 yumiです
前回のマスクを話題にした記事から2ヶ月が立ちました(?!)
マスク作りに明け暮れた3月
マスク作りに疲れてしまった4月…(ヽ´ω`)
語るには長くなってしまう程、たくさんの悩みや葛藤がありました…!
マスクを通じて悲喜こもごも、全国にいるお客様すべてにマスクにまつわるドラマがあったように思います
さて、今回は
布マスクに使える生地
こちらをご紹介いたします
布マスク…といえば、やはりガーゼマスクを思い浮かべる方も多いかと思います
生地を紹介する前に、
今こんな事が起きているという事、ご存知でしょうか?
マスク不足、負の連鎖 布求め客殺到→店内密集で休業
布マスクの需要が加速し
実店舗がある生地屋さんの営業短縮や休業、ネットショップの生地屋さんも売り切れが続出
そしてとうとう、赤ちゃん用のガーゼハンカチにまで影響が出てしまいました
素材はガーゼですが
使用目的が違うものを購入してまで布マスクを作るのは違うと思います…
そこで、二十年も洋裁を経験したくさんの生地を使ってハンドメイドをしてきた私が思うことは
マスク=ガーゼだけではない!ということ
給食マスクでガーゼが使われたものを使っていた世代としては、そのイメージから抜け出せないのは重々承知しています
でも
ガーゼ以外でもマスクに使える布はたくさんあります!
なかなか手に入りにくいガーゼ、やっと手に入れたけどこれだけじゃたくさん作れない…という方にもぜひおススメしたい作り方も一緒に
まずは生地の紹介をしていきましょう!
布帛(ふはく)生地(ブロード、ローン、シーチング)
わかりやすく言うならブラウス、ワイシャツに使われる綿100%の薄手〜中薄手の布帛(ふはく)生地です
ブロード、ローン、シーチングは布帛生地の種類名です
ブロード生地、ローン生地はガーゼよりも布の密度がギュッとつまっていて咳などの飛沫を防止する効果はガーゼよりも多少あると思います
ニット生地
ニット生地はTシャツやスウェットに使われている伸びる素材のことです
ニット素材の良いところは、洗濯してもシワになりにくい!
お手入れが楽チン、アイロンが苦手な方にもオススメな生地です
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他にも生地の種類はたくさんありますがこの二つの素材ならどこのご家庭にもある身近な生地ということで二つピックアップしました
こんな風に工夫してみよう、という提案
肌触りが良いという点ではガーゼ生地が代表格
敏感なお顔に触れるのはもちろんガーゼ生地を選びたい
そのお気持ちはとってもわかります
このコロナ渦で、不織布マスクが店頭から消え
布マスクの需要が高まった頃合いから同じようにガーゼ生地も生地屋さんで手に入りにくくなってしまいました
生地が節約できる、異素材を組み合わせてマスクを作る
だいたいの布マスクの作り方といえば二枚の布を縫い合わせます
これを二枚ともガーゼではなく
肌に当たる内側の生地をガーゼ
外側になる生地を布帛やニット生地
異素材の生地を組み合わせて、生地を節約しつつ布マスクを作る
そしてガーゼは買ったけどわざわざ布帛やニットを買わないといけないのか?
いえいえ、とんでもない
ご自宅のクローゼットにもう着ていないワイシャツやブラウス、Tシャツはありませんか?
新しく生地を買うよりも、もっと簡単で再利用できる身近な生地を使ってみるのもアリだと思います
ガーゼもないよ!という方は
肌に当たる側をニット生地
外側を布帛生地にして作るというのもアリです!
マスクゴムもニット生地を代用して作ることもできますので
おススメのわかりやすい動画を載せておきますね
布マスクを作るためのおススメ型紙を一覧にした記事はこちら
何でも手に入る日常で暮らしていた私たちはついついレシピどおりの素材を新しく買い集めようとしてしまいますが
ふと、足元を見渡せば使える素材があったりします
まずは身近なところから。
そして、出産を控えた妊婦さんと守るべき可愛い赤ちゃんとママやパパたちが安心して命を育めるよう
思いやりが広がることを祈って…
拝読いただきありがとうございました!
ふくふくマウンテン yumi