北海道みらい運動会2024~みんなでチャレンジ!パラスポーツ~を開催しました。
道では、年齢や性別、障がいの有無に関わらず誰もが楽しめる「北海道みらい運動会」を令和4年度から開催しています。
今年度は函館市主催「ウェルネススタジアム」と同時開催し、ゲストとしてパリパラリンピック車いすラグビー金メダリスト池崎大輔選手に参加をしていただきました。
本記事では、当日の様子をレポートします!
イベント概要
日時:2024年10月19日(土)9:30~14:30
場所:函館アリーナ
主催:北海道、北海道スポーツみらい会議
共催:函館市教育委員会
協賛:味の素(株)、石屋製菓(株)、北海道コカ・コーラボトリング(株)
協力:Harder's 函館元町ライオンズ車椅子バスケットボールクラブ、道南地区パラスポーツ指導者協議会
参加チーム
運動会には、年齢、性別、障がいの有無等に関わらず、9チーム企業団体等から60名の参加がありました。
出場した9チームは以下の通りです。
・おやじダンサーズ
・スカッと爽やかコカ・コーラ!
・Pringles
・FC函館ナチャーロ
・ウエストアイランド
・TEAMぶんぶん
・函館大学地域創造プロジェクト
・そば・いなり
・チームアスリート
開会式
アイスブレイク
競技①ゴールボール
ゴールボールは視覚に障がいのある人を対象に考えられた球技で、パラリンピック特有の種目です。
鈴の入ったボールを転がすように投げ合って、味方ゴールを守りながら、相手ゴールにボールを入れて得点を競う競技です。選手全員が視野や視力といった障がいの程度の差が出ないようにアイシェード(目隠し)をつけます。
競技②ボッチャ
パラリンピック競技のひとつで老若男女誰でも楽しめる大人気のスポーツ。
赤と青のボールを各チーム6球づつ投げ合い、的となるジャックボール(白)により近づけたチームに得点が入ります。
ボールを操るテクニックだけでなく、相手との駆け引きや戦術が勝負のカギを握ります。
競技③車いすバスケットボール+ポートボール
パラリンピック競技の車いすバスケットボールと、ポートボールを組み合わせてアレンジした競技です。
車いすバスケットボールの競技用車いす(通称:バスケ車)を使って行います。
ゴールマンが片手で受け取ると2点、両手で受け取ると1点。
ゴールのタイミングが重要です。
競技④車いすリレー
運動会の最終種目はチーム対抗車いすリレーです。
全9チームで予選を行い、上位4チームが決勝で戦いました。
バスケ車のコーナーリング、加速、減速のテクニックが勝敗を左右します。
表彰式・閉会式
1位 函館大学地域創造プロジェクト 総合得点 50点
2位 そば・いなり 総合得点 31点
3位 FC函館ナチャーロ 総合得点 30点
パラアスリートトークステージ
会場では、車いすラグビー日本代表として活躍され、先日のパリパラリンピックで金メダルを獲得された池崎大輔選手によるトークステージも開催されました。
池崎さんは、函館市出身で、パラリンピックにはロンドン・リオ・東京・パリの4大会に連続で出場し、リオ・東京大会では銅メダルを獲得。パリ大会では悲願の金メダルを獲得されました。
トークステージでは、パリ大会の振り返りや日頃の健康管理、車いすラグビーやご自身の今後について、お話いただきました!
おわりに
北海道みらい運動会は、今年で3回目の開催となりました。
障がい者スポーツの普及促進に向けて、年齢や差別、障がいの有無にかかわらず、誰もが気軽に参加できる環境づくりを目指しています。
多くの皆様のご参加ありがとうございました。