来春社会人になる息子。転機となった、ある社長との出会い。
どうも、ユウママです。
しばらく更新をサボってました。
いやいや、書く時間がなかったのですよっ笑
それはさておき。
表題どおり、高3の息子のお話と、就職にまつわるアレコレのお話を今回はしたいと思います。
息子は小学生の時から筋金入りの勉強嫌い。とにかく高校を卒業したら就職をする。そういう漠然とした理由と自身の学力的なこともあり地元の工業高校に入学。特に目標もある訳でもなく、とある専門的知識と技術を学んでいました。
もちろん、高校生活においても勉学は優秀なワケがなく。どちらかといえば赤点の多い子でした。
ただ、「陸上だけは高校に入っても続けてくれ」
息子は、中学入学時から3年間陸上部に所属していました。
そこそこ入賞経験もありますし、同じ部活を続けると就職活動に有利になると学校側から聞いていたので、それだけは息子に注文をつけました。
それなりに紆余曲折ありましたが、3年間辞めることなく陸上競技生活を6年間続けた息子に転機が訪れたのは就職活動を目前に控えた1学期の終わり頃。
学校主催の職場見学会である企業を訪問した時でした。
それは、私の実家のすぐ近くに古くからある「ものづくり企業」の会社。そのむかし、私の実家の祖父母がその企業に新社屋を建築するために畑地を売った場所。
そして、今の社長さんは2代目なのですが、50代の今でも現役の陸上選手。マスターズ陸上で名を轟かす有名人だったのです。
息子が1年の頃お世話になった陸上部の先輩も就職していて、本人が知らないところで会社で話題になってたそうなんです。
「今年の○○科3年に陸上部がいる。そいつが職場見学に来る!」と。笑。
その「ものづくり企業」は息子が学んでいることをフルに活かせる場所。見学したときも職場の若き先輩たちのものづくりに対する技術レベルに圧倒されたらしく「本命、見つけた!ここ就職場所に決める!」と。
今までのらりくらりやってきた息子の目の色が変わった瞬間でした。
目標を見つけた子供の背中を押すのが親の役目。
しかも、個別で親付きでもう一度会社見学に来てもいいとの事。
もちろん行きましたよ!
社長さん自ら案内していただき、会社内を半日かけてたっぷり見学させてもらいました。
先輩たちが息子を見る度、顔がニヤニヤしてたのが忘れられません笑。
祖父母が土地を売った事、見学会で自分のやりたいことが見つかった事。会社のこれからの未来や今時の若い子達の人材育成のあり方や技術職の大切さなどお話ししてもらい、仕事に対しても陸上に対しても熱くて、社員全員に慕われる本当に素晴らしい社長さんでした。
そして、就職活動のメインともいえる校内選考を見事勝ち抜き、本命「ものづくり企業」の就職試験へ。
面接も社長さんと専務さんツートップが担当していただいたようで、(1時間近くも面接したとか笑)そして、見事就職内定!!
(後日知ったのですが、社長さんから学校側へ息子を最優先で面接させてほしいとラブコール指名が来てたそうです。就職難の時代なのにありがたい事です!)
私、思うんです。
運命の輪や輪廻って、本当にあるんだなぁと。
きっと、これは息子の運命でもあるし、亡き祖父母が世代を越えて作ってくれたご縁なのかな?って。
実家の両親は泣いて喜んで祖父母の仏壇へ手を合わせたそうです。私も息子も後日報告しました。
ありがとう!じいちゃん、ばあちゃん!
陸上も続けさせて本当によかった!
学力が少しくらい劣ってたって、こんな素晴らしい出会いと運命が待ってるんですもの!
親としては大バンザイですよ。
まぁ、見方を変えれば運が良かっただけなのかもしれないけど。
来春、息子が就職するものづくり企業が関わった建物の画像を披露して終わりにしたいと思います。
今、息子は運転免許取得に奮闘中。
これにまつわるお話はまた来年。
今年の投稿はおそらくこれがラスト。
また来年もコッソリ読んでいただければ私泣いて喜びます!
(スキ❤スタンプなんてどうでもいいのです。)
ご拝読ありがとうございました!!!
みなさん、良いお年をお迎えください。