<鑑賞記録>マナー(Maner) / ナショナル・シアター
ナショナルシアターの新作。とある夫人は、先祖が残した豪邸に、家族で暮らしている。ある嵐の晩、知り合い何人かと、そこに紛れてやってきた極右団体のグループが、屋敷に避難して来た。団体の代表者はカリスマで、屋敷の人たちを惹きつけたり、争わせたり。さて、彼らはこの夜を超えられるのか?って話。Monerってのは、中世の領主の屋敷の事です。
美術が凄かった。けど、内容は全然面白くなかったです。ナショナルシアターでも、面白くない話するんだ!って、むしろ希望が湧いて来るくらい。面白くなかった〜。ただ、流石に美術は凄かった。あれ観るだけでも、お金払う価値あると思ったくらい。嵐の騒乱と、屋敷に暮らす家族の不調和と、その家が没落するまでの時の流れを、歪んだ美術で表現してた。豪華。儲かってまんな〜と思った。
ただ、話は面白くなかったですね。カーテンコールの拍手も薄めで、立って拍手してる人は見つかりませんでした。新作とか小さい劇場に行くと、お客さんの反応が正直で面白い。
出典:https://www.nationaltheatre.org.uk/shows/manor