🇦🇺30歳成人女性、海外でアルバイト探しの巻-無限無職編-🇦🇺その②〈職種について〉
あとは「どんなお仕事があるの?」と日本の友人知人によく聞かれるのですが、一番多いのは飲食関係。ジャパニーズレストラン、略してジャパレスというやつですね。他には日本食材店や食品加工場のスタッフ、商品のパッキングや清掃なども良く聞きます。こちらにも無印良品やUNIQLO、紀伊國屋書店など日本の有名メーカーが出店していますが、これらのお店に採用してもらうのは中々の狭き門。運と実力両方を備えていたとしても難関かと思います。
ここで声を大にして言いたいことがあります。
「これからワーホリに行くみんな!!日本で1回でもいいから飲食のバイトしておいで!!!」
周りの友人は皆「初めてでも案外出来るもんよ〜!」「大丈夫!年齢は関係ないよ!」と言ってくれましたが、やはり経験があるのと無いのとでは雲泥の差があります。しかもこちらは多国籍国家故のカスタマイズも多いのです。宗教上の理由や食生活のスタイル(ヴィーガンやペスカタリアン)、そしてアレルギーの有無。スーパーの「ミルク」コーナーだけでもゴート(ヤギ)、オーツ、アーモンド、ココナッツ、ソイ、ライス、牛乳はさらにフル、ライト、スキム、ラクトースフリー(乳糖不耐症の方向け)等と、これだけの種類に別れます。
「もしそのお客様が食べられない物を間違って提供してしまったら?」
もうこんなん考えただけで全身が震えます。大袈裟だと笑われるかもしれませんが、私の中では国際問題レベルです。
最近はタッチパネルやスマホで注文するお店も増えているのでこんなに思い詰める必要は無いのだとは思いますが、元々持っている飲食のスキルに新しい知識を追加していくのと、その2つを同時進行で覚えていくのとだとやはり大変さは違ってくると思うので、私は「飲食のバイト1回でもしといたら良かったな〜」などと思った次第です。
あともう1つ。「カフェで働きたい子は日本のコーヒー屋さんでアルバイトしとくと良いかも〜!」ということ。
とにかくカフェが多く、美味しいコーヒーに困らないオーストラリア。カフェで働くためには「バリスタ」の資格が必要で、ある程度の職務経験が求められることも多いです。その為、資格取得の為にバリスタコースに通う方もいます。費用は$200〜400ぐらい、最短1日で取得可能なんて広告も見たことがあります。
まあ何にせよ、ワーホリと言えば飲食!という感じだけども、日本とはまた違う配慮が必要なことも多いし、経験が重視され即戦力が求められるので飲食未経験だと結構ハードル高く感じるよ、経験を積みたいのに、経験積んでから出直してこい!ってどうしろっちゅーねん!みたいなジレンマがあるよ、ということはお伝えしておきたいです。
〈続く〉
※写真はとある韓国料理店で頂いたキムチ鍋。オーストラリアには多国籍なレストランがたくさん!恋しくなればいつでも本格的なアジア料理が楽しめるので有難いです。
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