【Google 広告/Yahoo!広告】運用改善130の基本チェックリストβ【随時更新】
※2022年10月23日に更新しました。
こんにちは、ギャプライズの樋爪です。
突然ですが、運用型広告の成果改善を考える際に視野が狭くなってしまい、なんとなく靄がかかったように視界不良になってしまい、良い打ち手が見つからない、運用状況を振り返れないときってありませんか?
私は2年3年と長期にお付き合いするクライアントが多く有り難いなぁと思う反面、徐々に有効な打ち手が少なく感じてしまい、いつの間にか視野まで狭くなっていることが時々あります。
そんな時に全体を俯瞰して突破口を見つけるために、私がノートに整理していたチェックリストをベースに「運用改善130の基本チェックリストβ」として公開します。
Google 広告やYahoo!広告の「最適化スコア/最適化案」も目安となります。まずは最適化スコア100%達成を一つの目標にするのも良いかもしれません。しかし、それだけで網羅するには不十分であるため、基本的には人力でチェックする必要があります。是非こちらの一覧を参考に自分なりのチェックリストを作ってみてください。
上記PNGファイルを展開した時の画像↓↓↓
■キャンペーン(13項目)
Google/Yahoo!の広告リーチ(配信枠)は十分に広げられているかを確認するセクションです。配信枠は検索エンジン、ウェブサイト、YouTube、Gmail、アプリなど実に様々です。中には各広告媒体の管理画面から専用のキャンペーンを作成しないと配信できない広告枠もあります。見直してみましょう。
■クリエイティブ(23項目)
各媒体ごとに専用の広告フォーマットが設けられています。広告リーチを最大化するために、テキスト形式、バナー形式、動画形式など様々なフォーマットを網羅する必要があります。
また、網羅性に加えて広告クリエイティブのバリエーションに多様性をもたせることも重要です。どのような広告形式で、どういったデザインが良いか?検証する上で網羅性と多様性は意識しておきたいところです。
■ターゲティング(26項目)
Google/Yahoo!で利用可能な様々なターゲティングを十分に活用できているかを確認するセクションです。大枠としては基本設定、オーディエンス、コンテンツの3区分に分類されます。どのような機能を使うべきか?アカウントごとに自由自在に設計できるのが運用型広告の強みでもあります。
成果を拡大すべき局面では、どのターゲティングがまだ活用できていないか?費用対効果を見直すべき局面では、どのターゲティングを除外するべきか?など俯瞰して見直すと良いでしょう。
■運用改善(25項目)
自社、競合の状況を分析するセクションです。管理画面から取得できる様々なデータから現状を理解する、傾向を踏まえた入札単価調整や除外設定、予算アロケーションの見直しを行います。
■基本設定(36項目)
各種アカウント連携や、コンバージョンタグの設置といった分析環境の構築に関わるセクションです。例えばGoogle AnalyticsとGoogle 広告をアカウント連携することで平均セッション時間といった指標が確認できるようになります。コンバージョンに関しては「電話コンバージョン」や「中間コンバージョン」などの各成果指標をどう取り扱うか?基本的な計測設定と評価方法をセットで見直してみると良いでしょう。
■LP改善(7項目)
LP改善は広告ランクやコンバージョン率に影響を与える重要なセクションです。広告運用者の目線で最低限抑えるべきポイントを7項目だけ記載しています。詳細に関しては推薦記事として以下にて紹介とさせて下さい。
■おわりに
長くなってしまいましたが、日々の改善に行き詰まった際には「運用型広告の成果改善チェックリスト(130項目)」にさっと目を通して頂いて、何か改善のヒントに繋がれば幸いです。
樋爪(@yasuyuki_ad)のTwitterでも日々業務を行う中で得た気付きをツイートしています。
少しでもこの記事がお役に立てたら、SNS等で拡散、いいね、フォローして頂けると、今後の記事執筆の励みになり非常に嬉しいです。それではまた。