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海老の白煮 〜 腰が曲がるまでの物語
the utagaki on 02/01/1994
その年の新年会は馴染みの焼き鳥屋さんではじまり、二次会はそのままスナックに流れた。
当時の二次会はカラオケが必須で、ステージで歌い、盛り上がってくるとデュエットのリクエストが入り出した。
盛り上がってきた頃、男性は曲名を紙に書き、マスターに渡した。
曲は男性が唯一歌えるデュエット曲。
そして、その曲を歌える女性は数少なく、必ずといっていいほど間違えるフレーズも存在した。
マスターから曲が告げられた。
まず、男性がステージに上がると、
すこし遅れてひとりの女性がステージにあがった。
曲がはじまり、二人は歌いはじめた。
そして、曲が進み、問題のフレーズが近づいてきた......
# 償いの日々 # 作詞・作曲:呉田軽穂
# 歌:財津和夫with原みどり
そうして二人は出会った曲と縁がある、
西通りのHebeという喫茶店で待ち合わせをするようになった。
# 西通り # Hebe
the utagaki on 02/01/1994 それは腰が曲がるまでの物語のはじまりの日である。
# 御節料理 # 海老の白煮 # だし醤油 # 肥前佐嘉角屋
# 無名窯 # 福田忠夫
歌垣
その地方には「歌垣」という風習があった。
それは男女が歌を掛け合い、対になり恋愛関係になるという古代のロマン...
# 佐賀県杵島郡白石町
# 歌垣山 # 肥前杵島岳 # 日本三大歌垣
*この物語はノンフィクションです
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