牛タンと自家製青唐辛子の味噌漬け 〜 STAY GOLD #3(ダイバーウォッチの彼)
出会いは高校入学の日だった。
彼は颯爽と教室に入ってきた。
そして、腕をはみ出すくらいに大きなダイバーウォッチをみながら、
みんなに向かって大きな声で元気よく
”おはようございます” と挨拶をした。
時計の針はすでにはじまりの時間をまわっていた。
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僕たちの学年は高校時代から先生たちの間で仲がいい奴らだと評判だった。
上京後は地元だけでなく東京でも、
学生時代や社会人になってからも、
よく会い、よく飲み、よく歌い、よく語りあった。
でも人にはそれぞれに人生のイベントがあり、
年をとればそれだけ責任もふえる。
そんなことを言い訳にして
僕らも同級生の集まりに次第に足が遠のくようになっていった。
そんなときにダイバーウォッチの彼(以下DW)が転勤で東京に上京してきた。
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DWが転勤で上京してからというもの、
それまで順番でまわしていた幹事の役割はDWが一手に引き受けてくれるようになり、
疎遠になっていた集まりは、はじめたときのように活性化していった。
お店の手配や出席者の調整において、
自分自身の送別会でさえDWがお店を予約し、人を集め、二次会まで手配するほどに。。。
# 彼の送別会の二次会のお店で食べたもの
# 牛タン # 青唐辛子 # 味噌漬 # お味噌
# 米味噌 # 肥前佐嘉角屋
# 有田焼 # 源右衛門 # 源右衛門窯
★使用した肥前佐嘉角屋のお味噌のご紹介