書き出し祭りのトラブル対応について

#書き出し祭り公式

主催者の肥前文俊です。

いつも書き出し祭りに参加いただいている作家、読者の皆様には、いつも盛り上げていただき、最初に感謝の気持ちをお伝えします。
本当にありがとうございます。

さて、このような引用リツイート/ポストが来たため、これをよい機会に、運営の問題対処についてのスタンスを明らかにしておこうと思いました。

”規模を大きくするなら、主催者さん、やはり、今ある問題に対処した方が良いぞ、、、
人が増えると、今の小さなボヤが、後に大火事になる、騒ぎたい野次馬が押し寄せてくる
そして、全ての批判は、必ず、運営や主催者に向く
直接関係ない炎上でも、見て見ぬふりをした、と、責任を問われる、、、”

https://twitter.com/ojirond/status/1707114920586940765

こちらは過去に一切投稿のなかった複垢と思われるものからの投稿でした。
具体性に欠ける上に、何やら不穏な言葉が次々にかけられていますね。
できれば、本当に問題があるならハッキリと述べてもらいたい所です。
察してくれ、では運営としても非常に動きづらいですし、すべてを把握するのは個々人の忙しさもあって、難しいのが実情です。

書き出し祭り運営では、これまでに毎回何らかのトラブルは発生しており、それぞれに対して対処を行ってきました。
一番わかり易いのは、匿名性が毀損されたのではないか、という問い合わせです。

・過去作をそのまま、あるいはわかりやすい形で改変して投稿してしまった
・Twitter(X)でヒント、タイトルをこぼしてしまった

このようなケースでは、基本的に非情なまでに厳密に非公開扱いにしてきました。
事前に「何らかの推測されかねないキーワードを用いている」との相談では、変えてもらうことが多いです。

さて、このようなわかりやすいケースと比べて、作品に対しての感想の取り扱いについては、ここの判断が必要になると思われます。

公式の方でも、炎上に近い、あるいは炎上したと思われる例を把握しています。

ただし、こちらに関しては、「公式ではほとんど対処していません」

小説が書き手の表現の自由として尊重させるのと同じく、読み手の感想もまた創造物であり、表現の自由として尊重されるべきだからです。

これに関してはどちらが偉い、尊重されるということはないはずです。

また、「感想に対してどのように感じたか」はそれぞれの読み手の主観に委ねられます。

尊敬する書き手からの厳しい意見に、「この人が言うならまあ呑みこもう」となるかもしれないですし、あるいは「こいつからなんでこんな意見を言われるんだ。そんな筋合いはない」となるかもしれません。

これについては、当事者でしか分からないことであり、第三者の報告であっても、具体的な行動を取っていません。

当事者間で「この発言はひどくないか」「いや妥当であった」と解決するのがまず先決でしょう。

ただ、感想について運営が対処するケースがあります。
それは当事者からの申し出があった場合です。

「このような感想が来て、傷ついている。運営からも対処して欲しい」
「小説家になろうに書かれた感想について、傷ついたので削除して欲しい」

この場合では、運営からもう一方の当事者に連絡を取り、両者が納得できるように、行動に移します。

そういった報告もなしに、勝手に口出しすることは、読み手を萎縮させ、自由な感想をかえって阻害すると考えています。

感想の是々非々については、今後も頻発する可能性は考慮していますので、肥前個人の意見としては、まずミュート機能の使用をオススメします。

なお、小説家になろうでは公開アカウントによる感想の削除は機能として認められていますが、Twitter(X)については、投稿者の権限によりますので、その点はご了承下さい。

たまに剽窃ではないか、という疑惑があることも、把握しています。
ただし、こちらに関しても、毎回100作品が集まる中で、全作品を運営がチェックするのは(投稿作だけでなく類似作についても知っておき、かつ類似していると把握することは)現実的ではありません。

個々の作家の良心と常識に期待し、その上で問題を報告いただいた上で、照らし合わせる、という形になると思います。

最後に。
匿名複アカウントでの疑惑、という形での密告で、当アカウントが対応することはありません。
本当に問題があるなら、運営アカウントの方にぜひ、ご連絡ください。


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肥前文俊@ラノベ作家
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