諦めないで!実は軟骨も再生します!!(膝痛に対する天城流湯治法と現代医学との違い)
現代医学の膝痛の考え方
膝痛の原因で一番多いのが、「変形性膝関節症」です。
変形性膝関節症とは、
加齢とともに、あるいは外傷の後などで、
膝関節の軟骨がすり減ってきて、それに伴い、
骨が変形してくる病態です。
日本人の場合は、多くがO脚変形を来たし、
内側の軟骨がすり減ることが多いです。
また、時々、膝関節内に水がたまることもよくあり、
「炎症がひどくて、滑膜という関節液を作る組織が増えているので、
水がたまります。」と言われ、
関節穿刺して、水を抜いたり、ステロイドやヒアルロン酸を注入します。
展張痛という考え方
以上が現代医学の考え方ですが、
天城流湯治法では全く違う考え方をします。
それが、展張痛(てんちょうつう)という考え方です。
痛み原因、変形の原因は
『炎症でなく、展張痛である』
展張痛とは、
『身体の中に、滞り=硬くなっている部分があって、そこから繋がっている場所が
引っ張られて、痛みを起こしている』と考えます。
なので、その滞りを解消すると流れがよくなり、膝の腫れが軽減し、
痛みも軽減し、膝も動かしやすくなります!
すると膝関節にかかっていた圧も軽減するので、軟骨も再生してきます(^^)
骨折しても、骨が再生するように、流れを元に戻してあげれば、軟骨も再生します。
天城流湯治法のアプローチ(ケア方法)はシンプル!
天城流湯治法のアプローチはシンプルです(^^)
硬く骨にくっ付いてしまった筋肉や腱を骨から剥がし、緩めて、伸ばします。
膝の場合は
① 足の内側
② アキレス腱
③ ふくらはぎ
④ 太もも
⑤ 胸(大胸筋)
人によって、硬くくっ付いている部位は違いますが、
一番多いのは太ももの内側です。
この太ももの内側を緩めるだけでも、かなり、動きや痛みが楽になられる方が多いです。
天城流湯治法はセルフケアなので、自分で出来る!
天城流湯治法は施術しながら、その方が自分で出来るように
セルフケアを伝えます。
自分で自分の身体を触ったことがないという方もおられます。
自分の身体は実は自分がよく分かります。
自分が一番痛いところが分かります。
「痛いから、触らなかった……」という方も多いです。
自分の身体を触ってあげてください。
自分で手当てしましょう。
驚くくらい、身体変わります。
「身体が蘇ったみたい!」と言われる方もいます。
たった一つだけの大切な身体のケアをしてあげてください。
この記事の参考にした、天城流湯治法師範であり、整形外科ドクターの平野薫先生のクリニックのHPの記事です。かなり、詳しく分かりやすく書かれているので、是非、読んでみてください。
https://www.hirano-ortho-clinic.com/pain!/hi