吉本ばななと俵万智
◎二人の文人のプロフィール(新潮文庫・中公文庫カバーより)
吉本ばなな
Yoshimoto Banana
(1964-)
1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。’87年『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。’88年『ムーンライトシャドウ』で泉鏡花文学賞、’89(平成元)年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、『TSUGUMI』で山本周五郎賞、’95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアでスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞、<Under35>、マスケラダルジェント賞、カプリ賞を受賞。近著に『吹上奇譚 第一話 ミミとこだち』『切なくそして幸せな、タピオカの夢』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた単行本も発売中。
俵万智
Tawara Machi
(1962-)
大阪府に生まれる。一九八五年早稲田第一文学部卒業、八九年まで神奈川県立橋本高校で国語教諭を勤める。八六年作品「八月の朝」で第32回角川短歌賞受賞。八七年第一歌集『サラダ記念日』を出版、同書で第32回現代歌人協会賞受賞。九一年より国語審議会委員に就任。主な著書に『かぜのてのひら』『りんごの涙』『恋する伊勢物語』『短歌をよむ』『かすみ草のおねえさん』『チョコレート革命』『あなたと読む恋の歌百首』などがある。
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