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ふらっと日帰り旅行@三島

今日は以前から書いていた三島せせらぎ音楽祭へ。
三連休特にやることがなかったので時間があったのと、読みたい本があったので今回は在来線でゆっくりと。

朝早いし反対方向なので空いてるかな〜と思ったけど結構混んでる。。。
とはいえ無事座れ、2時間の旅の始まり始まり。
本に没頭してたけど、ふと外を見たら海の真横を走っていて、海辺を走る電車に揺られて読書をするなんていい休日だな〜なんて思ったり。


そんなことを考えていたらあっという間に三島駅に到着。
んん?ちょっと雲行きが怪しいぞ。。。
傘を持ってくればよかったと思いつつも、小雨だからいいやとそのままホールに。

これは二部の終わりなので雨上がり

そのまま一部の演奏を拝聴。
てっきりいろんな曲を出演者の編成に合わせてアレンジしてるのだと思ったけど、それぞれがソロの演奏で進んでいきます。
各々が各学期のトップの方ということで、非常に素晴らしい演奏ばかり。
特に思い入れのあった、ロンドンデリーの歌の、ソロ特有のアゴーギグ(テンポの微妙な揺れ)と、つい遠い田舎の故郷を景色を思い出すような(地元は東京だけど笑)演奏は本当に感動しました、
あとはオペラ歌手の声量ってものすごい、大ホール全体を響かせられるってどんな身体の使い方をしてるんだろう、と疑問と驚きもありいいコンサートでした。


ここからお昼ご飯のお店までの移動で少し三島の案内を細野さんにしていただきました。
三島は富士山から降りてきた水が市内に湧き出て川になっている水の街というお話をされていて、夏になると子どもが川に入って遊んでいるとのこと。

子どもが遊んでるのはもっと通り沿いの方


この時期の静かなせせらぎと、夏になって子どもたちの声で賑やかになるであろう二面生は、近所にいたら心地いいだろうな〜と想いを馳せ三島の街を散歩していくと、お昼ご飯の目的地「すみの坊」に到着。


岸田首相なども来たことがある三島では有名な鰻屋さんだそうです。
鰻屋さんの鰻はやっぱり美味しいな〜とか、肝吸いって初めて飲んだ〜とか思いながら一緒の席になった方とお喋りしながら食べ進めます。
デザートの苺の練乳掛け録り忘れたけど美味しかったな〜。


その後は三島大社にご案内いただき、御参りを。と思ったら今日は建国記念日でとても賑わっていたので御参りはできず。。。
細野さんが朝イチでお参りしたとのことでそれにあやかることに。

大行列

御参りを終えて音楽祭の第二部へ。
一部とはガラリと雰囲気を変えて全編アンサンブル編成に。
さすがは一流の方々、ソロでお上手なのはもちろんですがアンサンブルになってよりそれぞれの技量が引き立つって本当にすごいことだと思います。
ショパンのピアノ協奏曲とモリコーネの二曲は特に素晴らしかった。
人間ってあんなに指が動くもんなんですね、同じ仕組みで生きてるとはとても思えないと驚愕。。。


いい演奏会だった〜と気持ちのいい夕方を迎えて近くで一杯。と行きたいところを我慢し次の目的地へ。
その更新はまた後日にでも。


ひとまず今日のまとめとしては、寂しがり屋なのでこんな遠出を1人ですることはこれまでなく、食でも音楽でもなんでもいいからを目的に、本を片手にとって旅するのは意外に「あり」だという気付き。

これから休みの日は楽器を離れて色々なところに行ってみよう、と先週の悔しさで引き裂かれそうな日々から少し立ち直れそうな気持ちになってこの記事を帰りの電車で書いてます。
自分の気持ちと向き合えるいい一日でした。

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