沖縄県民が東京に住んで思ったこと
はいさい!Hiyoriです^^
なんで急に方言かというと
わたしの所属しているキャリアデザイン 学部では当たり前を疑えということを授業でよく学びます。
そこで、沖縄県出身である私が東京に2年間住んで感じた沖縄と東京の違いについていくつか触れていこうと思います。
1.コンビニでおにぎりを買う時、店員が「温めますか?」ときいてくる
まずコンビニ事情のちがいは沖縄県民は誰もが感じると思います(笑)
おにぎりで温めますか?と聞かれないのが衝撃的でした。正直温める派の私からしたら、めちゃくちゃショックでした(笑)
他にも、年中おでんを売っており、具に沖縄そばがあったり、トイレはどのコンビニにも絶対あります。
2.時刻表通りにバスが来ない
もうこれは当たり前です。20分来ないのが普通です。逆に時間通りにこられたら焦ります。ウチナータイム、交通機関でも通用します(笑)
まぁ、車社会である沖縄県では、渋滞が起こることは日常茶飯事であり、そこまで気にはとめていません。
さすがに、同じ系統のバスが2台連続きたときは笑っちゃいますけどね(笑)
3.6月23日は小中高は全部休み
この日は慰霊の日といって沖縄県民にとってはとても大事な日です。1945年6月23日沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなんで沖縄県が制定した記念日です。
この日はテレビでは「白旗の少女」のドラマが放送されたり、正午には全員黙祷をします。正直、この日を県外の人はわからないことが衝撃的、、というかかなりショックでした。
私は小学生の時、実際におじいちゃんおばあちゃんから沖縄戦について経験談を聞いたりして平和学習をしました。そこで、沖縄戦を祖父母が乗り越えたからこそ、今の私がいるんだと実感しました。
きっと広島県や長崎県は原子爆弾投下について学んだり、平和学習は地域によってバラバラなんでしょうね。
沖縄戦があったからこそ、沖縄県民は県民愛が強いのかもしれません。
4.海では泳がず、ビーチパーティー
はい、その名の通り海では泳ぎません。(笑)
沖縄県のビーチにはBBQができるようにテントや座るところが用意されてるところがほとんどです。
↑こんな感じです。
会社の人の家族や友人とBBQをしながら大人は酒を飲み、子供は海に泳ぎにいったり。暑い中のむビール、最高に美味しいです。つまり、海は、綺麗な風景を見ながらビーチパーティーをするところです(笑)
きっと会社の人の家族同士で集まるのも県外の人からしたら珍しいのかもしれませんね。
5.子供の頃、親の模合(もあい)についていきがち。
そもそも、もあいって何?ってなりますよね(笑)
模合というのは、定期的に複数の個人が集まって一定額の金銭を出し、それを1人ずつ順番に受け取っていくシステムのことです。
例えば、仲良い5人(A,B,C,D,E)で模合をするとします。毎月2週目の土曜日に飲み会をすると決めます。その際、毎月1万円ずつ集めます。最初に幹事(Aさん)をした人が今月5万円受け取ります。次回の幹事は(Bさん)で、次回はBさんが5万円を受け取り、全員順番で幹事を回していくような形です。
子供が4月に入学式で、お金がかかるから、4月は幹事させてほしいなどという融通も聞きます。
初回だけ参加して逃げられたらたまったもんじゃないですよね(笑)信頼関係があるからこそ、できるのが模合なのです。
そんな親の模合に小さい頃はよくついていって、子供たちで遊んだりしていました。(笑)
おわりに
いかがでしたか?他にも、結婚式は300人程集まる大宴会で、もはや同窓会状態だったり、基本湯船にはつからず、シャワーのみで入る人がほとんどだったり、様々な文化の違いがあります。
私がこの記事で伝えたいことは
当たり前を疑う
簡単のようで、見落としがちです。当たり前を疑うことで見えてくる世界が広がります。そして、私も沖縄で過ごしてきた日常がなぜ当たり前のように出来ていたのか疑い、疑問に思ったからこそ、さらに沖縄に対する想い、そして地元愛に気づけました。
私たちの周りには当たり前がゴロゴロとあります。今一度、当たり前を疑い、考えることで、さらなる気づき、出会い、学びが溢れ出てくるかもしれません。
新型コロナウイルスの影響で、私たちの日常が脅かされています。今だからこそ、当たり前を疑うチャンスだと私は感じます^^
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