母から届いた、お裾分けの夕陽。水田が湖のように夕焼けを映す、束の間の季節。
あらゆる快楽のあとに
ねむるという快楽がまっている
と江國香織さんが著書で表現していらしたけれど、1日のなかで、布団にもぐりこむ瞬間がいちばんしあわせだ。
おふとん大好き〜とつい呟いてしまう。
本を片手にひとりで身体を横たえるふとんも、隣にねむるひとの体温を感じながら寝返りを打つふとんも、疲れ果ててようやく辿り着いたふとんも、どれも満遍なくしあわせだ。
よく晴れた休日、ふとんを干すだけでやり遂げた感が味わえるのもまたよし。
いつもありがとう、我が家のおふとん。
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