スペインの事をちょっと詳しく。
スペインの正式名称は「スペイン王国」
総人口は約4646万人で主にカスティーリャ人です。そのほか、独立問題で話題になったカタルーニャ人やバスク人などがいます。バルセロナはカタルーニャ地方、サンセバスチャンはバスク地方です。
ちょうど9月11日はカタルーニャの日で、国旗をまとった人が沢山いました。それでも変な騒ぎ方をしている人はいなかったです。
国土は506.000㎢で日本の1.3倍。
スペインを歩いていると沢山の文化に触れることができます。
歴史的にキリスト教文化圏とイスラム教文化圏に支配され、それぞれの文化が融合した街並みはスペインらしさと言えます。
今回の旅は北スペインを巡ったので、イスラム圏の建物はあまり見かけませんでした。
バルセロナは観光地なので大通り沿いのお店は比較的値段が高かった。少し路地を入ったところで見つけたお店は安くて美味しかったなぁ。
写真は路地裏のお店で出てきた「パン・コン・トマテと生ハム」
でも、こういうお店は英語も通じなくてスペイン語で注文してました。または、ガイドブックを指差したりで注文できると思います。
スペインの料理といえばパエリアですね。
「イカ墨のパエリア」
「パエリア」とはバレンシア語で「フライパン」という意味で、いつしか道具から料理名になってしまったようです。そして、昔のスペインは小さな王国の集まりであったため、料理にも地方色が出ています。
エビ、イカ、ムール貝、などを入れたものや、イカスミを入れて真っ黒なものなど。
本場バレンシアのパエリアは鶏肉やウサギ肉や豆類を入れたもみたいです。
私が食べたのはイカスミの入ったパエリア。旨味が濃くて美味しかったです!
サンセバスチャンは美食の街
サンセバスチャンはお金持ちの避暑地として発展した街。そのお金持ちが連れてきた料理人たちが研鑽を積みました。
それと、サンセバスチャンがフランスから近く、当時のフランス料理会で起こった"ヌーベル・キュイジーヌ"「新しい料理」を敏感に感じ、若手シェフ達は地元の食材を生かした"新しい料理"作りに挑戦しました。
さらに、新しいレシピや技法を共有することで町のレストランのレベルの底上げを図ったようです。
結果、人口18万の小さな町にミシェラン星付きのレストランが約30件、美食の街のして今なお輝きつづけています。
サンセバスチャンの美味しいバル情報はあとでブログに載せますね。