第70回小学館漫画賞に推薦した作品【COSMOS、テノゲカ、多聞くん今どっち!?、北北西に曇と往け】
第70回小学館漫画賞の読者推薦受付が始まりました。
小学館ID所持者なら誰でも投票可能です。
昨年度から児童、少年、少女、一般の部門分けが廃止になりました。
小学館刊行でもそうじゃないものでも、投票年の時点で連載中の作品なんでも4作まで推薦出来ます。
ゆうても歴代の受賞作品ってほぼほぼ紙媒体連載の作品なんですよね。
だからもう今年は小学館刊行の作品は2作入れる&紙媒体の作品っていう縛りを自分で作って選びました。
以下、特に自分の中では順番がありませんが、小学館作品から順に初回リンク(一部は動画)貼っておきます。
読んでほしい!!
それに尽きます!
田村隆平 COSMOS
サンデーGX掲載のSFものです。
田村隆平先生はこれまで週刊少年ジャンプで連載されてましたが、サンデーGXに移籍されて作画がとにかくパワーアップしてる!!って感じました。
人情味がある面もドライな面もあり、展開が劇的という点では今回挙げた作品の中では随一です。
昔からの田村先生ファンもこの作品で知った人も楽しめると思います。
詩石灯 新井隆広 テノゲカ
週刊少年サンデー掲載の医療ものです。
こういう地味な作品こそ注目されてほしい。
主人公の生い立ちが一言で説明出来ないレベルで壮絶なのですが、ストーリーが重過ぎないところがいいなと思います。
作画担当が名探偵コナンゼロの日常や警察学校編の新井隆広先生です。
名探偵コナン好きな方もぜひ!
ここからはよその出版社の作品です。
私にしては珍しく、今回ジャンプ作品無しです。
もうある程度評価されてるものが多いよねという判断。
好きな作品たくさんありますが、そちらはまたの機会ということで!
師走ゆき 多聞くん今どっち!?
試し読みのリンクが上手く貼れない!!
初回の動画のほうを貼ります!
白泉社の花とゆめ掲載の作品です。
部門分け無くなったゆうても少女まんが1作は欲しくてこうなりました。
題材としてはベタな一般人とイケメンアイドルの恋愛ものです。
ただ、アイドルがそれぞれ問題児というかパブリックイメージと素にギャップがあるんですよね。
そんなもん女子は大体好きですよ。
師走ゆき先生、会話のテンポの良さが天才的にすごくて、前作の高嶺と花の時以上だなと思っています。
多聞くん、来年アニメ化の予定があり、作中アイドルのリリック動画が公開されたばかりです。
想像以上にかっこよくてビビリ散らしました。
そりゃあ主人公夢中になるわという説得力しかないから、そちらも貼っておきます。
入江亜季 北北西に曇と往け
KADOKAWAの青騎士掲載の作品です。アイスランドに住む日本人の10代の男の子が主人公の作品です。
機械の記憶を読み取るという異能持ちで、探偵を営んでいます。
周辺の登場人物、風景、食事シーン、ミステリアスな展開、フルアナログ作画と見どころしかない。
もう上手く説明出来ない。
現代でアナログ作画の漫画は貴重なので、アナログ派の人には推していきたい作品です。