アキュベンスの探索

アキュベンスの探索の記録
2024年2月に蟹座のアキュベンス(アクベンス)の夢探索をしました。
『宇宙魂に目覚め、魂の故郷を旅する』を参考に恒星探索をしています。


2/21
(雨音が気になって寝付きが悪い)
わたしはシワシワのセーラー服を着ていて、クラスの人から村八分のようなことになっているが、自分が引き受けるしかないという気持ちで走っている。
この苦しい気持ちを人に味合わせるわけにはいかないと思っている。

自己犠牲
この夢では周りに村八分にされて逃げないといけなくて苦しい気分ではあるのですが、それを自分が引き受けなきゃいけないし、他の人にこんな思いをさせてはいけないという強迫観念みたいなものがある内容でした。
アキュベンスは蟹座の神話から犠牲という意味もあり、別の意味としては生命への愛や生命を尊重する性質があるので、それが合わさって自己犠牲的な状態を引き起こしたのだと思います。
あまり普段からこういうキャラではないのですが、、不思議とアキュベンスの影響なのかこのような内容になりましたね。

巨大な駅の前の石造りの広場で、わたしはかなりブルジョワだと思われる女性と一緒に食事をすることになる。
食事は広場の中央のテーブルの上に飾られた豪華な花で、花を摘んで食べたが、毒が仕掛けてあった。
それで彼女は毒を仕掛けた敵やスパイを始末するために、自分もろとも広場を爆撃するよう本国に要請する。

巻き添え
蟹座っぽい内容と思うんですよね〜。
自分と敵という関係じゃなくて自分たちと敵という括りで対処しているところとか、自分もろともという自分の命を賭して報復するあたりは蟹座っぽい。そしてやはり自己犠牲的。
ブルジョワな彼女は自分を座標にして爆撃するように要請していたんですけど、そんなことしたらわたしも死んじゃうじゃんって思うけど、巻き添えっていうのもアキュベンスっぽいな〜なんて思いました。
自分が巻き込まれたり逆に人を巻き込んだりする属性あるかなって考えたけどちょっとよくわからなかった。そんなことないんじゃない?って思うけど主観と客観では意見が違うかもしれないし。汗

学校で女子生徒と知り合うが、彼女はとある教師の命を狙っていて、そして本人もまた命を狙われている。彼女は傘を使って2階部分から飛び降りることのできるような身体能力の持ち主で教師を追っていたが、夕陽のせいか、「眩しくて何も見えない」と笑顔で話してくる。
わたしが彼女の部屋に遊びに行くと、彼女は編み物をしていて自分で編んだものを着ていた。彼女の部屋にいるとこのあと自分も生きて帰れないような気がしてくる。

この日の夢は全部、命懸けな夢でしたね。汗
これがアキュベンスといえばそうなのかもしれない。
アキュベンスの意味に死と再生とあるけれど、むしろ死のほうばかりがクローズアップされていますよね。まぁ死ななきゃ再生できないということかもしれないんですけど、、。
本の中ではアキュベンスはティファレトとネツァクの間のパスに割り当てられていてタロットカードⅩⅢ死神のカードに対応しています。なので死という終わりが強調されているのは死神のカードの象徴通りです。
それでアキュベンスは蟹座のハサミの部分なので切り取る性質が強いってこと?思ったんですけどそうでもないみたいですね。
この夢の面白いところはアキュベンスそのものである女子生徒が自分で編んだ服を着てるところです。生命を刈り取るばかりではなく紡ぐことも出来るっていうことですよね。最初の夢でも他人を生かそうとしているので単純に終わらせるだけではないようです。

考察
不思議に思ったのは、1日目の夢はどれも個人的なことをあまり感じなかったんですよね。その上で何かと敵対している内容ばかり。
そこで、「毒」ってなんだろうと考えたときに思い浮かぶのはアルファードや蠍座のアキュメンとアキュレウス。
そこでふと思ったのが、アキュベンスはわたしの木星のLCでパランしているんですけど、木星にはRisingでアルファードもパランしているんですよね。だからこの2つの恒星のエネルギーがわたしの内部で勝手に争っているのでは、と。笑
毒殺もだけど命を狙ってくる教師とか木星アルファードっぽい。笑
2番目の夢の、毒に対して本国に攻撃要請するアキュベンスは自分にはもっと巨大な組織(潜在意識領域)が味方にいるのよということをアルファードに対して通告しているような気がしました。
だから何っていうことはないんですけど、ちょっと面白いです。
(アルファードの夢見にはアキュベンスっぽい現象は見られないんですけどね。)


2回目の夢見
この日は寝付きが悪くて、そのあと金色の多面体の塊のようなものを見ました。
最初の日も雨音が気になったんだけど寝付きが悪かった。普段はそんなに雨音なんて気にならないんですけど、アキュベンスの影響なのかも。

2/28
ホテルに修学旅行なのか学生姿で友人といる。ホテル内を何か探しているみたいでウロウロしていたが、ようやく自分の気に入った緑色の財布があったのでそれを持って部屋の鍵も持って友人とエスカレーターに乗って部屋に向かう。
5の部屋に行くが部屋は既に人でいっぱいなので部屋を選び直さなければならない。何度も友人とウロウロして休めず疲労が溜まっていく。

この日は体調不良を起こしていたのでその影響で休めず疲れるという内容になったのかなと思いましたが、アキュベンスは死と再生という意味から生命のサイクルという意味もあるようなので、ウロウロし続けて休めないというのがサイクルの中で休めるポイントに辿り着けない状況という可能性もあるかもしれませんね。
この先の解釈はあまり自信がないんですけど、緑色というのは癒しの色なので休息の鍵となったのでしょうが、5という創造を表す部屋に入れなかったということは死にも再生という創造にも辿りつけず困ってるということですかね??お金も関係しているのかもしれない。
もしくは、、またしてもアルファード的なお金や創造に対するエネルギーがアキュベンスの方向性と違うから部屋に辿り着けない可能性、、。
日々の睡眠と起床は死と再生のようものなので休息に関してはアキュベンスが関係しているのかもしれないですね。夢見をした2日ともに、寝つきが悪かったのも個人的にアキュベンスのエネルギーにトラブルがあるのかもしれないです。

ビルの屋上から通路を通って別のビルの屋上へと移動すると、力比べイベントがおこなわれている。
通りがかっただけなのに出演者と勘違いされて指の皮をつままれることになる。別の出演者が何かおかしいと気付いたけどそのまま練習台にされそうになり、男芸人がわたしのことをちょうどいいなんて(部外者なら痛い目に合わせても後腐れないよね的な)失礼なことを言っているので、相手を睨みつけて、泣かせたらコろすぞと脅しをかける。

どうやら自己犠牲はやめたようです。笑
ここでも巻き込まれて犠牲者(?)になろうとしていたみたいですが、さすがに失礼なことを言われてまで都合のいい存在になるのは嫌だったようです。
でもそれなら参加すること自体辞めたらいいんですけど、そうはいかないのかな?

ビルの屋上から別の屋上へと移動するのはなんとなくサビアンシンボルの山羊座28度「大きな養鶏場」を連想させました。オポジションの蟹座28度は「現代の少女ポカホンタス」。
言葉にするのが難しいけどこれは別の山から来たわたしが脅し文句を口にして内輪で盛り上がる蟹座の共同体を傷つけたのはわたしがポカホンタスと入れ替わって入ってきた外の影響であり、それはここでは切り離す作用のアキュベンスで、同時にこちらの山の犠牲的であるアキュベンスを解放して蟹座共同体を新生させたってことなんじゃないかって思います。
参加するのをやめなかったのは共同体自体を否定しているわけじゃないってことですね。
あとはこの言動から、今までどちらかというと刈り取られる側だったのが刈り取る側に変異?しているみたいですね。

この夢を見る前にほとんど覚えていない夢を見ていて、そこには同じようにビルの屋上やゲームが出てくるのですが、その時は屋上に土砂降りの雨が降っていて、近くの別のビル屋上も水が溢れているような光景でした。
サビアンシンボルの蟹座28度の前は27度「渓谷での嵐」なので、ビルとビルの間は渓谷を表していて元の共同体からの脱却が既に表現されつつあったのかなと思いました。
ビルがこの日最初の夢のホテルの屋上だとすればひとつのサイクルから別のサイクルへの移動をしようとしているとも読み取れますね。
もっと言えばホテルをうろついてるのも山羊座27度「山の巡礼」のようでもありました。


蟹座のアキュベンスの夢探索の記録は以上です。
本の中で、アキュベンスと同じパスに配置されているのが双子座のアルヘナ。アルヘナとアキュベンスが死神のカードに対応させてあり、オリオン三つ星のミンタカ、アルニラム、アルニタクが生命の木の反対側のパスの悪魔のカードに対応させてありました。これらの恒星を行ったり来たりすることで世界への出入りの力を育成することができるそう。
アキュベンスは地上に結びつけた紐を切る作用が強くて、所属する共同体や社会、サイクルからの脱出機構になりそうな印象を受けました。
アキュベンス自体は蟹座なので共同体を全否定することはないはずですし、脱出したとしても別の共同体へ移るということにはなりそうです。


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