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マジカルミライマニュアル1 ~基礎知識編~

初めていくよ!という方向けに、マジミラの解説をまとめました。
2021に書いたものを2023用に改稿しています。
(公式サイト) (今年のフライヤー)
Twitter #ハジメテノマジミラ タグでは豆知識が沢山あります。

【リンクまとめ】
1>基礎知識(そもそもマジミラって?)
2>事前準備(ホテルやチケット他知識
3>全体+用語(行く人が知っておくと良いこと)
4>直前準備(用意する持ち物)
5>当日についてとルール(直前に読む系)
【番外】豆知識+Q&A(短文でこれまでの質問など)


なお、今年はルールや出展企業の情報などがかなり遅いです。必ず定期的に公式をチェックしてください。


マジカルミライとは

初音ミクをはじめとしたクリプトンのキャラクター=初音ミク、MEIKO、KAITO、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカの6キャラのイベントです。
複数公演のライブと企画展があり、例年は大阪、東京の二会場で行われています。(大阪、東京ともに今年は金曜~日曜開催)
2013年に始まり、年に一度のお祭りとなっており、その年の「マジカルミライデザイン」のキャラが発表されて盛り上がります。

クリプトン(初音ミクを作っている会社)と東京MX(ライブDVDも出している)の主催で、企画展はファンも参加する、文化祭のような雰囲気です。
客層は幅広く、親子連れや女性、若年層から歴戦のファンまで参加するため、ちょっと覗きに来てもガッツリファン活動する方でも楽しめます。

企画展の中にはクリエイターズマーケット』という、販売ブース(同人即売会のようなもの)があり、そちらでは著名な音楽クリエイター(ボカロP)も参加していますので、直接応援を伝えられたり、タイミングがあえばサインを貰えることも。
(今年は参加サークル的にズマケが更に混雑するだろうと予想されています。行かれる方は計画的に!)

また海外ファン含めた全世界からの参加者が集まるため、大規模なオフ会があったり、最寄りのアパホテルがほぼファンしか泊まっていないなど、交流の場にもなっています。

マジミラ企画展とは

文化祭のような雰囲気のある展示と物販のスペース(ホール)です。ライブ会場の隣にあることが多いので、ライブ中は音漏れもしています。
会場は結構広いですが、人数が多ければ入場制限が行われます。
入場料は安く(入場特典付きで500円)、ファン還元的な意味合いもあります。
企画展内は基本的には撮影可能です(一部除外あり)

企画展にある代表的なものは以下となります。

・公式物販
大変並びます。一般的なライブの物販のようなもの。事前通販にないものが多くあります。どうしても目当てがあるなら朝一で行くのがおすすめ。
ペンライト、パンフレットなどは例年昼くらいまで残るので、そのあたりが欲しい場合波が引いてからいくのでも大丈夫です。
逆に限数(いくつまでしか買えない)のものや、ランダム系のグッズは売り切れが早いです。人が少なくなる昼公演の間に残っているものを目当てに並ぶ人もいます。
特に東京はレジが遅めで混む時間帯にいくと数時間消えるので、買えるものは事前通販で買うのもおすすめです。

・企業ブース
様々なコラボ企業が、個別にブース(お店)を出して新製品の展示や物販を行っています。その分種類が豊富で、公式物販よりもお値段幅が広め。
コラボ楽器では数十万というものもありますし、アクリルスタンド、クリアファイルなど数百円のものもありますし、無料配布されているクリアファイルやステッカーなど宣伝用グッズもあります。
プロセカも企業ブースに含まれ、例年はゲーム紹介と共にここでしか貰えないグッズを配布していました。
橋本漆芸さん(伝統的な漆器メーカー)ではお箸や爪切りがあったり、眼鏡の和真さんではサングラスや眼鏡など生活に密着したグッズも多彩です。
初音ミクシンフォニーを主催するワーナーさんや、自動車レースのGSRなどジャンルも幅広くなっています。
レアなものは朝一で売り切れるので、公式物販と日を分けて並ぶ人も多いです。今年は参加企業が多く、企画展が詰まっています。

・クリプトン直営ブース
北海道、新千歳空港にある雪ミクスカイタウンの出張ブースや、クリプトン社内の「モバイルコンテツンツチーム」が出しているブースなどです。
(このチームは北海道のコロナ対策アプリを短期間で開発しました)
一見ゲーム系のブースですが、こちらでは直接クリプトンのスタッフさんと話したりもできます。あみぐるジャンプや大富豪など、このチームが開発した無料アプリもあるので、探してDLしておくとステッカーなど特典が貰えます。
普段は北海道でしか売っていない雪ミクグッズがみたい場合は、スカイタウン出張所に行くのがおすすめ。
あるかはわかりませんが、雪ミクラーメン(味噌味)が美味しいです。
あとユキネ抱き枕を持ってきて売ってくださいお願いします。

・体験系コーナー
ピアプロの壁に代表される、参加型コンテンツ。ピアプロの壁は参加者が自由に書き込めるスペースです。絵を描く人が多いですが、コメントだけでも大丈夫なので気軽にどうぞ。埋まり具合次第ですが、昼と夕方にリセット(消される)されることが多いので、スペースがない時はリセット直後を狙うのもよいです。書き込み→写真を撮ってSNSでシェアというのがファンの定番になっています。
こちらは当然ながら何かをディスったり無関係なことを書くのはやめてください。(万が一変な書き込みを見つけたら近くのスタッフさんへ)
他には例年何か作れるワークショップや、みんなで完成させるマステ絵、謎解きなどのイベントが行われることもあります。
※2023は メガホンペーパークラフト ポーラータイパブミラー 塗り絵は確定


・ガチャコーナー
会場でしか回せないガチャガチャを含みます。300円程度とお小遣いに優しい値段帯なので、記念に回していく人も多いです。
今年は一人10回まで、それ以上は並び直しのルールが出来ました。
お子様も多いので大人は占有しないように気をつけましょう。中身はランダムです。
コロナ対策された両替コーナーはありますが、できれば百円を用意していくとスムーズです。
マジカルミライの缶バッジ、アクキーは会場限定、アソートは後日全国展開されることが多いです。(ただし昨年は事後通販で缶バッジもありました)

・各種展示
マジカルミライミクの等身大立像
、各種グッズの新作、その年の記念展示など、クリプトン主催の展示と、企業ブースでの展示の両方があります。
毎年できるだけファン参加型の展示を用意しており、知り合いや自分の作品を探しにいくのも楽しみの一つとなっています。
初音ミク Happy 16th Birthday記念展示もあり、ARを利用した記念フォトスポットがあります。

・クリエイターズマーケット
目玉の一つ。直接クリエイター(ボカロP)がCDを売っています
時間帯によっては売り子さんのこともありますが、その場合はズマケ(略称)がすいてから応援を伝えにいくのもおすすめ。
ボカロPによっては、すいている時間なら、購入したCDにサインしてくれたりもします。
大阪、東京、また曜日によって参加Pが違うので、お目当てがいる方は事前にチェックしてください。
大阪 幕張

・ライブペイント
金曜日から3日間でその場でイラストを完成させてくアートパフォーマンスの展示。
大阪は
葵山わさびさん、東京はチェリ子さん


・企画展ステージ
今年は夜公演終了後に
 Digital Stars @MAGICAL MIRAI 2023 が行われます。めちゃくちゃ楽しいDJライブなので、チケット確保出来た方は楽しんでください。
昼間は若干マニアックではありますが、(例年であれば)楽器のデモ演奏、クリプトンのスタッフさんや伊藤社長、Kiiteの後藤さんが見られたりなど楽しいステージがあります。椅子があり、予約不可。事前に並ぶことは出来ます。
(※今年の情報がまだ出ていないため発表後追記します)
大阪 東京

公式サイトがわかりやすい。神、天才。


企画展の主な注意点

行く前にさっとで公式HPのルールを確認しましょう。
今年は!!!めちゃくちゃルールが少ないです!!
コロナあけという感じなので、サクっと読んでいきましょう。

時間前に並んだり徹夜はやめましょう。列形成の時間は後日発表があります。

違反者は列の後ろ(ダミー列)に回されたりもします。
また割り込みを防ぐため、近年は誰かが並んでそこに友達を入れることも禁止されています。(ひたすら自分で並ぶしかありません)
待機列に長時間並ぶときは、体力配分に気をつけてください本番は開場後です。
特に大阪は例年待機列が屋根のない場所がメインです。
8月のため熱中症が心配されます。

水分を必ず用意し(トイレに抜けるのは列の前後に声をかけたらOK)、体力にあわせて百均などの折りたたみ椅子などを用意してください
初めてなど、企画展で目当てがない場合は開場後に着くくらいでも問題ありません。(朝一で行く人の目当ては物販か「交流含めた並ぶことそのもの」です)

楽しむのはOKですがマナーよく振る舞いましょう。推し以外をディスるのは、そのファンのイメージを悪くするだけなのでやめておきましょう。
大多数は親切な人たちですが、貴重品の管理や、高額転売を買わない、チケット管理など自衛にはお気をつけて
人が集まる場所なので、当然ながら少しは変な人、迷惑な人も混じっていますが、あなたがどんなファンになるかは自分で選べます。推しに恥じない自分でいましょう

また文化としてドールやねんどろいどを持ってきている人も多いです。痛バもそうですが、それらは高価だったり大切なコレクションです。他人のドールやぬい、ねんどろに無断で触れてはいけません。
自作のパーツがあったり、破損や汚れた時に取り返しがつきません。撮影がしたい場合は必ず「すみません、お写真とってもよいですか?」と声をかけて、許可をとってから。
(コスプレの方に対しても同じです。必ず同意を得てから)

逆に自分のねんどろ写真などを撮る方に気をつけてもらいたいのが、地面や床にグッズを置いての撮影です。
未成年の引率としての親やライト層が沢山います。今年は更に新規若年層が多そうです。
その姿がどう見られるか、率直にいえば、ローアングルはスカートの中を写していないか(目当てでなくても一緒に写っていないか)誤解を招きます。
痛バッグやドール持って行く方は、テーブルや椅子をドールや荷物で占有しないように気をつけましょう。

企画展自体はワークショップや物販に並んだりすると一日で足りないことも多いです。ライブと合わせたらなおさら時間がありません。
できれば物販は金曜日に済ませる、展示は他の日にゆっくり見るなど分割できたら理想です。ちなみに東京(幕張メッセ)の方が人が多いです。
大阪でできるだけ企画展を回っておくなどもよいでしょう。
傾向としてライブ中は企画展に人が少なく、昼ライブ後はそのまま人が流れるため入場制限が行われることが多いです。

企画展の事前準備や詳細な注意点は、また別の記事で紹介しますヽ(´▽`)/

マジミラライブとは

企画展の横で行われる、クリプトンが主催するライブです。かといってこの初音ミク(や他のキャラクター)が「正解」で「唯一」かというと、そうではありません。
初音ミクの一部ではありますが「マジカルミライの初音ミク」という位置づけで受け止めておくことをお勧めします。
企画展とは別で、企画展チケットがなくても入場できます。

バンドメンバー(演奏している人)は人間で、歌声もその場でタイミングなど調整しながら行う、没入感と迫力のあるライブです。
基本モジュール(よく見るパッケージ衣装)の他、その年のマジミラ衣装や様々な服を着た初音ミク、MEIKO、KAITO、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカが登場します。

会場内は熱狂するファンも多く、特に前席は没入感がすごいです。ただし、モニターなどを駆使して最後列でも見えますので、SS席でないと駄目というわけではありません。
未成年を優遇するアンダー18席もありますし、座って見られる観覧席もありますので、自分の好みに合わせて抽選に参加してください。
大阪東京で連日複数公演あるにも関わらず、チケット抽選は毎年倍率がすごいので、もし検討している方はなるべく早めの抽選から参加しましょう。

継ぎ合わせた巨大透明な板(ディラッドスクリーン)に、背後から複数のプロジェクターでキャラや効果を映しています。舞台照明や効果も派手で、通常のライブと遜色ありません。(雰囲気が知りたい方は、マジカルミライで検索したり、公式紹介動画を見てください)
人間のライブとの大きな違いは、キャラは無限に動けるので、約2時間のライブ中はぶっ続けとなり、ほぼトークなどの休憩がありません。着替えも一瞬、曲の切り替えもスムーズです。
その分バンメンと観る方に体力が必要なので、体調にあわせて途中座って休んだり、こまめに水分を摂るなどしてください。盛り上がってる周囲に悪いなど気を遣わず、倒れるよりも自己管理が大切です。(座って観てもかまわないです)

例年マジミラ楽曲コンテストを行っており、一般公募から選ばれたグランプリ曲はライブで演奏されます。また有名なボカロPにテーマ曲を依頼するのが通例となっています。(今年はAyaseさんによるHERO
曲を予習したい方は事前にマジカルミライCDが販売されるので、それを聞いてから参加するのがお勧めです。
(すべてのセットリストがCDに入っているわけではありませんし、知らない曲でも楽しめますので、必須ではありません)

ちなみにボーカロイドなどの投影ライブは人間のライブに比べ、格段に手間とお金がかかります。(バンメン、スタッフ、効果や演出などは変わらないのに、モデルデータを作ったりモーション(動き)を作ったりなど開発費がかかる)
そのため、チケット代が高額になっても仕方ないのですが、クリプトン主催のファン還元の場でもあることから、チケット代は殆ど値上げされていません。


ライブの主な注意点

早めに抽選参加をお勧めします。高額な転売やダフ屋からはけして買わないでください
ちけっとぴあではリセールチケットも存在します。

「同行者募集」「自分の隣です」はお気をつけて。特に未成年者は自分の行動に責任がとれるか、どんな相手でも自衛できるかを考えてください
これらの募集のほとんどは親切なファンです。純粋に同行者が行けなくなったというのはよくあるのです。
ただ出会い目的の人も極まれにいます。せっかくのライブで怖い思いをしないように、その人となりを知る、不安なら譲渡の受け渡しは人にもついてきてもらう、そもそも募集に応じないなど最大限自衛してください
基本的にはリセールを利用出来る筈です。
リセールに出さずに募集するのは理由があると思ってください。
(ぴあ以外で買ったため、ライブと企画展をわけたい、ライブ当日に捌きたい、隣を把握したいなどの理由もあります)

ライブに絶対的な良席はもちろんありますが(SS真ん中付近3列目以降くらい。最前はちょっとスクリーンの位置が高すぎて首が痛くなります)、良席かどうかは結局周囲の人によります。
迷惑な人がいればライブに集中できませんし、一緒に盛り上がれば楽しいものです。前が背が高い人で見えないこともあれば、後ろのブロックでも通路最前であれば結構見えたりもします。

なおマジミラのライブは結構な爆音です。特に調整が不十分な初演は音が大きめのことが多いです。(マジミラは初演から千秋楽に向かって、ライブがより完成していきます)
左右のスピーカー前は体にきますし、耳にも悪影響です。ライブ経験者は体感があんなものかな?とわかるでしょうが、爆音大丈夫!という方でない限り、席によってはライブ用の耳栓最悪百均の耳栓でも)を用意しましょう。
大きな音を聞き続けると突発性難聴になることもありますので、お気をつけて。

できればペンライトがあると楽しいです。周りはノリノリで振っている人も多いです。ただし学生にはチケット代と合わせて結構なお値段なので、無理はしなくても大丈夫。
気をつけて欲しいのが、例年では他ライブのペンライトやAmazonで売っているような通常のキンブレは使えません。過去の初音ミクライブのものはOK。
(今年のルールには7月30日時点で記載がないため、昨年のルールを下記に転載しますので、参考にしてください)

※昨年からの公式引用 特殊なペンライト(長さ25cm以上のもの、発光量が多いもの、自作・改造されたもの)や誘導灯等の電池、電球、LEDを使った発光物の使用は、周りのお客様へのご迷惑や怪我などのトラブルの原因、またライブの演出効果・運営上の妨げとなる場合がございますので、会場内での使用において、サイズ・仕様の規制をさせていただきます。

なお、後ろの視界を遮るのはやめましょう。ぬいぐるみ、ドールは席に置くこと、子供を席に立たせることも安全上問題があるのでやめましょう。
(特定の曲などでどうしてもバルログするなら、胸付近で振って上にあげないように工夫します)
せっかくチケット代を払って、その日まで楽しみにしてきたライブです。周りとも一緒に楽しんでくださいね!

次は事前準備(日程発表からもうマジミラは始まっている編)です。

マジカルミライマニュアル2 に続く~

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hiyori
紅茶代、最近ハマりだしたコーヒー代、あとはカカオティ代になります。 大体お茶です。誘惑に負けるとお茶菓子になります。