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教科書が勉強をつまらなくしている⁉︎

小学校に入るとセットかのように
ついてくる音読の宿題

最初は張り切ってみたが
息子さんはどうやら音読が苦手のよう

それでも
しばらくは続けていたのだけど
小1の『くちばし』という
いろいろな鳥のくちばしを説明する文に
母は、憤り…そして冷めた

それは、オウムのくちばしの説明の時

おうむは、まがった
くちばしの さきで
かたい たねのからを わります。
そして、なかの みをたべます。

はぁ? なに教えてんの??
逆でしょ?
実の中にタネがあるんでしょ?
タネの中にあるのは子葉や胚芽などでは?

そんなの習ってないし難しいというなら
せめて〝なかの実〟でなく〝なかみ〟でしょ!

タネの中に実はおかしすぎる

この時点で母は音読から脱落した

そして、年月が過ぎ
朝ギリギリに宿題をする息子さん

算数の宿題の7÷14の問題
『これ、わかんない』と言うので
『え〜、7÷14だから14分の7で
 2分の1だよ!』
と教えて急いで書かせて
学校へ行かせた

すると、放課後

『お母さん、間違った事教えたでしょ!
 ×されたよ!』とご立腹

はぁ?間違っていませんけど??
母もご立腹

どうやら、〝約分〟という概念を
小3の息子さんは、まだ習ってないから
約分していたので×になったと…

じゃあ、0.5なら良かったのか??
いや、きっと小数点と言う概念が…
とかなんとかゴニョゴニョ言われて×だろう

間違った事教えてないのに…学校教育って

息子さんのLD疑惑の件で
教頭先生と話しする中で
〝学校教育あるある〟だったことがわかった

マイナスという概念を習うまでは
小さいものから大きいものは引けない
というのが常識で
子ども達はマイナスの無い世界に生きている
習った時点からマイナスができるらしい

それに何の疑問ももたいないら
なんて素直で生きやすい子どもだろう
私には無理な世界だなぁ…

最近、息子さんは第二次世界大戦近辺が
お気に入りで帝国陸軍にハマって
軍国少年になっているわけだが

その影響もあり、
母もBGM代わりにその辺の解説動画などを
流していたりする

いろいろ聞いていると
歴史は、点でないので関連し派生していき

自分が、歴史に関しては中学受験レベルの
日本史しか頭に入っていない事に
気がつかされた

本当に、お受験用の知識
年号、起きた事柄の概要、関わった人物名
そんなぐらいしかないのだ

まぁ、考えれば高校から理系を選択したから
世界史という物はやっていないワケで
すごく歴史観が偏っていた

点と点でしかないし、視点も偏っている

息子さんが、第二次世界大戦や
大日本帝国にハマらなければ

帝国主義や欧米の植民地支配、大航海時代が

フランシス・ザビエルが来ただの
豊臣秀吉が伴天連追放令を出しただの
文禄・慶長の役だのに関係しているとか

島原の乱や踏み絵なんかにも関係してるとか

誰も教えてくれなかったし

なぜ、古代より八百万の神を信仰し
神道も仏教も儒教も柔軟に受け入れていた
日本人がキリスト教だけ弾圧したかなんて
教えてくれなかったから

ザビエルは、ただ布教に来た人だったし

豊臣秀吉は、耄碌したが故のような扱いだし

キリスト教の弾圧や踏み絵は
一方的に宗教弾圧して拷問とか
日本人ヤバくない?と言う印象だし

天草四郎は、日本版ジャンヌ・ダルクの
ような印象だった

情報の偏りって怖いな

今みたいに、自分の興味や疑問を追求して
自分の仮説を立て立証するために調べたり

点と点をつなぐような
多角的な情報から立体として物事を
浮き彫りにしていくような勉強の仕方を
もっと記憶力が良かっただろう
もっと脳みそがスポンジのような吸収力を
持っていただろう子どもの頃に
もっと思考が柔軟だった子供の頃に
できていたら、勉強が楽しかったのにな

残念ながら子どもの頃に
勉強が面白かった記憶は………ない