見出し画像

欲しいのはオープンな場じゃなかった

たねとうずの活動も、5月に入ってぼちぼちと忙しくなってきました。

どうにも気持ちの余裕がなくて、5月頭に記事を投稿したきり、気になりつつもそのまま放置する日々が続きました。

我が家は、かみさんと子ども3人の5人家族で、小さな賃貸のアパートを借りて暮らしております。なので、仕事をすると言っても日常空間の延長線上、特別な作業場を確保できるようなゆとりはありません。これは、自宅で開業しておられる方には割と共通の悩みなんだと思います。

で、そういう話をすると、予約なしで無料で使えるスペースがあるからいつでも来てくださいね、とか、たまにはカフェで息抜きもいいでしょ、とか親身になってアドバイスや情報提供をしてくださる方が周りにたくさんいて、それはもう本当にありがたいなぁと日々感謝しています。一方で、何だかそれだけでは解決しないモヤモヤがあることもずっと引っかかっていました。

それが、じわじわと仕事量が増えて忙しくなり、心の余裕がなくなってきた5月上旬、ここにきてようやくモヤモヤの原因に気付いたというわけです。

そうだ!人が出たり入ったり話したり静かになったりするオープンな環境、そもそもそれを自分は求めていなかった!

シェアオフィスの売りって、同じフリーランスの仲間に出会えるとか、その場で仕事の話ができるとか、人を通じて新たな人脈ができるとか、そういう話が結構ありますよね。自分も、それはないよりは絶対あった方がいいと思ってます。でも、普段の仕事でいつも必要かと問われれば、むしろほとんどの場面でそれは必要ない!というのが本心なのでした。

自宅では、子どもがいて遊び相手になってとせがまれるので、集中して仕事をすることができない。引きこもっていられる部屋もない。誰にも邪魔されずに何だったら無音で一人っきりで過ごせる場所が確保できれば、たとえ1時間でも相当仕事がはかどることは間違いないわけです。あー、自分に必要なのはそういう場所だったのか、と。でも、そういうシェアスペース、長岡にはほとんどない、いや全然ないんじゃないかなと思います。

とりあえず6月からは、次男が幼稚園に通うことになるので、少し仕事時間が確保できるかな、という予測を立てつつ、それでもどうにもならない場合は、仕事ができる場所を探して情報収集をしてみようと思ったのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?