ミルセラとネスプの違い
概要
ESA製剤(赤血球造血刺激因子製剤)
エポエチンベータペゴル(ミルセラ)、ダルベポエリンアルファ(ネスプ)
どちらも腎性貧血が適応。ネスプは骨髄異形成症候群にも適応あり。
半減期の比較
ミルセラ:137時間→2〜4週に1回投与
ネスプ:48時間→1〜2週に1回投与
投与間隔を考慮すると、非透析CKD(頻繁な定期受診なし)ではミルセラの方が管理しやすそう。
薬価の比較
ミルセラにはバイオシミラーなし(2024/2月時点)
ネスプのバイオシミラーを使うと、月あたりの薬価はあまり変わらない。