雑なひとの日記。201123

夜。眠りに落ちる直前に、頭の中で何かが爆ぜたような、バンッとか、ガガガッとか、そういう音が突然して、目を覚ますことがある。

昔から自律神経が安定しにくくて、不定愁訴と一緒に暮らしているゆえ、今更小さな変調が増えたところでどうという事もないので、ほったらかしにしている。先程も、ちょっと横になってうとうとしていたところ、ガガガッと頭の中で爆ぜたが、吃驚した以外に体の異常はない。

気のせいで片づけられてしまう部類の症状だろうと常々思っていたのだけれど、試しにネットで検索してみると、意外にも似た症状の人がチラホラと見受けられた。

wikipediaによると、頭内爆発音症候群 (とうないばくはつおんしょうこうぐん、英語: Exploding head syndrome、EHS) という症例があるらしい。

寝入る直前や目覚めた直後に短時間のうるさい幻聴が発生する状態のこと。音は恐ろしく感じられることもあるが、普通は時々しか起こらず、深刻な健康問題も起こさない。閃光が見えることもあるが、通常痛みはない。(引用)

確かに、音が鳴るときに、光る。
目をつぶっているのだけれど、パッと閃く。

もう少し調べたところ、この症状の出る人は持続的な耳鳴りがあることが多いようだった。なるほどそういうことか、と思った。私は高音域が難聴で耳鳴りがいつも聞こえている。因みに耳鳴りを無視して暮らしているので、普段は気にしていない。その分、夜眠る際にやたらと騒がしく聞こえる時がある。

困ることといえば、微睡むと時々ハッと目が覚めてしまい、驚いてしまうことくらいだ。身体的な害もないらしいので、今後も順調にほったらかしておくことにする。原因は耳や睡眠障害など不確定と書いてある。これもまた自律神経の不調からくるものなのだろう。気のせいですねと一蹴されずに済むだけ、随分ありがたい。こういった掴み所のない症状に関してもちゃんと検証がなされていて、名前も付いているという事実に、感動を覚える。

医療に携わる方々には、日々、頭が下がるばかりである。

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