雑なひとの日記。201003

以前と比べると随分よくなったなと思う。

昔から自律神経があまり安定しなくて、三年くらい前までは割と夜になるとよく微熱を出していた。多分、体力と頭と気持ちを使い過ぎるとこうなる。

その日は、用事が立て続けに入ってしまって、切れ間なく次の行動を考えていた。帰ったら何をするか、誰に連絡をするのかと、小さな予定を幾つもの組みながら動き続けた結果、晩になる頃には電池が切れかけた玩具みたいに動きが鈍くなってしまった。
買い物を済ませて家のドアを開けると、そのまま玄関先に寝転がった。エコバックの中の野菜とお肉には申し訳ないけれど、今夜は涼しいから、そこで暫く待っていてと思いながら、じっと横になっていた。眼を閉じると、手足の先が疼くようにジンジンした。

けれどそのまま寝込まずに、今日もふらふらと動けている。万歩計を眺めながら、そこそこ歩けたなと思い、おなかが空いたなと思い、何か食べたいなと思う。もうそれだけで、以前と比べて随分と良くなった。

時間を掛けてゆっくりとここまできた。この先もゆっくりと進むのだと思う。時々転げ落ちるけれど、じっとしていれば、今はまだ、そのうちに心も体も各々動けるようになる。

体力がもう少しあった方がいいかなと思い、ここのところ毎日のようにアミノ酸をサラサラと摂取している。体を動かす前後に入れると疲れにくくなったりするらしい。家事でも歩くのでも運動になりますからねとドクターが言うので、今のところ我が家に食洗機が導入される予定はない。
時々手を滑らせて器を割ってしまうけれど、それもまた、私の日々の一コマかと思う。