109.この癖は辞めるべきか?
私にはどうしても直らない癖があります。
それは”人の話を聞くと、すぐに解決策や解決に導くマインドを伝えたくなること”です。
正直他にも直らない癖はたくさんあるのですが、自覚している中では一番直せない癖です。
なぜそうなるのか
なぜこのようになるのかと言えば、人の話を聞いているうちに自分の中で意見が出てしまうことと、その意見が相手にとって少しでもプラスになればと思ってしまうお節介心があるからです。
結論から言うと、私が理想と思っているのは「相談としてきた人にはこのような内容を伝え、そうでない場合は聞くに徹する」ということをしたいと思っています。
全てのことに共通して言えることですが、求めている人に求めていることを求めているタイミングで与えるべきだと私は考えています。
なので、こちらが言いたいことがあったとしても、それを相手が求めていない、またはそのタイミングでなければ相手には伝わりません。
求めていないタイミングで与えてしまうと、反感を買われてしまうことも経験としてあります。
その認識もあり、そんな経験を幾度となく重ねているのですが、やはり言ってしまう。
この癖は果たして直すべきなのかどうかというのが、今の私の命題になっています。
今はどう思ってるのか
正直、今の私は直すのを諦めています。
なぜなら、一時期直そうと努力して、結局直らなかったからです。
人の話を聞くだけ、というのは、そういうスイッチを入れたらできなくはありません。
しかし、それは別に自分の役割でなくてもいいと思ってしまうのです。
話を聞くだけなら、その人にとっても、もっとふさわしい人がいる。
その上で自分に話しかけているのだから、自分だからこそ言えることを言う。
それで距離を取られるのなら、それはそれでかまわない。
と言う思考になっています。
これが正しいかどうかなんてわかりませんが、今私はこう思っています。
動機善なれや
そして、この件に関わらずこのような癖について、私は"善の動機があり、かつある程度経験を踏んだ人"であれば、"即座に直さなくてもいい"のではないかと思います。
もちろん、常に自分を見直すことは大事なので、それはすべきですし、おいおい考えが変わることも考慮すべきです。
しかし、目下のところは無理に直さなくてもいいのではないか、と考えています。
今日の話も何かのお役に立てば幸いです。