117.本で得た知識を体現するには
久しぶりの投稿になります。
習慣にしていたり、タスク的にしていたり、何かに追われる状態であればできることも、それらがない状態で継続するのはやはり難しいなと改めて感じました。
とはいえ、前のように毎日更新が難しくなった現在、これからは毎週水曜日に1記事を更新するということでやっていきたいなと思います。
というわけで、早速本日の内容です。
読書嫌いが読書する方法
まず大前提として、私は活字が大の苦手です。
その中でも勉強しなければと、私は今まで数十冊の本を読んできました。
経営者になろう、経営側に回ろうという人の読書量としてはかなり少ないと思いますが、頑張って気合で読んだり、最近はオーディブルを用いて読まずに聞くことで本の情報をインプットしています。
本とは素晴らしいもので、中には大きく人生を変える、指針になるような本にも出合ってきましたし、「今日からこの考え方でやっていこう」と心機一転する内容にもたくさん出会って来ました。
継続して本の情報を取り入れるようになったのは3年ほど前からですが、読み始めた当初は自分にとって晴天の霹靂に感じるような内容が多かったものの、様々な本を読んでいくにつれ各書に共通している部分があることに気づき、今は「世紀の大発見」のようなものはなくなっていきました。
読みっぱなしになっていないか
そんななかで最近思うことが、”あの時感動して、これを明日からやっていこう”と思ったものを、本当に実践できているのかということです。
どのような場面でこれを感じるのかと言えば、人に本を紹介したときです。
人の相談事などを聞くことがあるため、その中で時分が読んだことのある本の内容と合致する内容の相談があったらその本を進めるのですが、その時に「果たして自分はこれをちゃんと実践できているのか」と自問自答してしまいます。
そしてお恥ずかしい話ではありますが、体感その7割くらいは実践できていないと感じています。
読書内容を実践する方法
どうすれば”自分で大切だと感じていること”を実践できるようになるのでしょうか。
僕が思うに、その方法は条件によって2つあると思います。
1つはHOW TOのような実践できるものについては、読んだその日から行動に変えることがその解決法になるのではないかと思っています。
本の内容には心の持ちようのような抽象的で概念的な話と、HOW TOのような局所的な話とがあり、本によってどちらに振れるのかは異なります。
HOW TOのような実践ありきのものについては、実践してみて、合うかどうか、やる価値、効果があるかを速攻で計測すべきだと思っています。
私で言うと、例えばマインドマップやタスク管理、数字計測、企業に感化されたなら事業計画を書いてみる等がそうです(私にとってはこのnoteもこれに当たります)。
こちらはやりやすいのですが、問題は2つ目、概念的な部分についてです。
こちらはその瞬間に行動に起こすというものというより、長いスパンでの心の持ちようや、人とのコミュニケーションの中で発揮するものが多いと思います。
このようなものをどうやってできるようにするのか、今の私の考えは”その本を定期的に繰り返し読む”ということしかないのではないかと思います。
本は読んだ直後は高ぶっていますが、1日、3日、1週間と過ぎれば熱も冷めます。
良いと思った内容がすぐに実践できるものならともかくとして、長いスパンで必要なものは繰り返し読んで体に刷り込むしかないのではないでしょうか。
もし、より良い読書実践法をご存じの方がおられましたら教えていただけると幸いです。
今日の内容も何かのお役に立てれば幸いです。