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7.異例中の異例が、今後のスタンダードになる時代
※注意! 本日このあと友人の会社で料理を作るのが楽しみすぎて先日家で作ったエビのパスタの画像にしましたが、本編の内容とは全く関係ありません。ちなみに、今日もエビのパスタ作ります。
昨日話をしている中で、「今ウチに入ってきてくれた社員が一定期間全課巡回研修中で、今月は旋盤やマシニングなどの工作機械を取り扱う”技術開発課”という部署で頑張ってくれている」という話をしたら、「あなたの会社では異例中の異例では?」と返ってきたので、「確かに今までのウチの会社の歴史の中では全課回るなんて異例だが、今後はそれがスタンダードになる」という話をしました。
実は、私が昨年の10月に入社してから全課1ヶ月ずつ(正確には営業だけ2ヶ月)巡回しました。自分からお願いしてそうなったのですが、これもうちの会社では初めてのことだったらしいです。今までは基本的に異動もない会社ですから、入社したら1つの課で何年も何十年も勤務することになります。当然仕事をする中で自分以外の課の話を聞いたり、通る際に見たりはしますが、自分の課以外の課のことは知っているようであんまり知らないという状態だったようです。私は全課回ったことで、入社半年程度ではありますが、何十年も勤務されている方より、その人の課以外の課に対する理解が深いという状態になり、ほかの課と連携して何かしなければならない時は、非常に的確に意見を出せました。
何より全課回ったことで、「現場それぞれの人の都合や気持ちがわかるようになった」というのが大きいと考えています。やはり会社ですから各課が連携しますし、管理職や営業の方であれば各現場に依頼や指示を出しますが、一方的なものになりがちだったというのが、現在もですが見ることがありました。今後は全課の気持ちがわかったうえで、依頼や指示を出せる環境にしていきたいので、これから入社する人にも、現場に出るのは遅くなるリスクを覚悟の上で、このスタイルを今後のスタンダードにしていこうと考えています。
考えてみれば、”異例”というのはその時点での異例なだけで、そんなに大きな意味を持たないなと思いました。今は情報社会で時代が進むのも早く、異例づくしですよね。10年前は異例のことも(例えばスマートフォンとか)今ではスタンダードになっている。
今日の私の結論としては、「前例がないことはやらない理由にならないし、異例なことはそのうち常識になる」ということです。これも、要は動いた者勝ちということですね。パスタ作ります。