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動揺、安心と不安、おめでとう

※これは、2022年1月末ごろの記事です。下書きに残っていて、書いたことを忘れてびっくりしましたが、とりあえずほぼそのまんま上げてみました。(ひよこ)

すごくビックリしたり安心を覚えたり不安を感じたりしたけど、
心の底からおめでとうと思ったり、したことがありました。
姉の結婚報告です。

あえて普通はさ、って言葉を使いますが、
(もちろんそうじゃない人も世の中にはたくさんいるってことをわかった上で)
普通はさ、ただただ嬉しいことだったりめでたいことじゃないですか?
私にとってもそうなんですけど、
チョット色々あったもんで、
動揺とか不安とか、
何となくモヤモヤがあるってな状態です。

まず、マトモに話をするのがいつぶりだろうという状態。
正直冷戦状態だったわけです。
特に憎しみあって石を投げ合ってる訳ではないけど、
フツーに連絡してくんじゃねぇよと、わたしから啖呵を切ったような、そんな状態になってました。
詳しくは前の記事をご覧ください。

そっから約2年が経ち、
時間が解決してくれたとは全く思いませんし、これからも時間で解決はしませんし、今でも傷ついてますし許していませんが、
何事もなかったように連絡をし合うにはちょうど良い時間が経ったようです。
いや、時間は何も決めてくれなくて、2年経とうが、10年経とうが、それを意味づけるのは我々なんです。分かってはいます。

とにかく、「結婚をすることになった」と連絡が来ました。相手に会ってくれるかと。
仕事中、電車の時間を調べようと携帯を見た時にその通知が目に入ったので、
「ウッ、えっ?!」
となりました。一言で言うと動揺しました。
動揺すると誰かに共有したくなる私はすぐ一緒に出かける同僚に「ちょっと聞いてもらっていい」と声をかけ、
「いまこんな話が来た」
「え!おめでとうございます!」
「久しぶりだったから、正直動揺してるんよね」
そんな会話を交わしながら
少しずつ落ち着いていきました。

その晩は、安心と不安が交互に訪れました。

2人姉妹。古い考えかもしれないが、姉が結婚したとなったら、家族もなんとなく「ひと仕事終えた」の良かった良かったムードになるだろう。今までも結婚を急かされたことはないが、私の結婚に対する興味が少し減るかもしれない。

と安心もすれば、

きっと姉の相手は、「ちゃんとした」人だろう。比べられる可能性が出てくる。なぜあんたは出来ないのと、責められる可能性があるかもしれない。

そういった安心と不安と、
「まぁ関係ないしなぁー」
という、スンとした感覚が交互に訪れました。
この「まぁ関係ないしなぁ」はいい意味で。

前々から、姉の相手が誰だろうと、性別とか信じてるものとか年齢とか職業とか、なんだろうと、姉が幸せを感じる相手で、かつ私たちに金銭や暴力などの迷惑をかけない人であれば、誰でも良いのでは、という思いがありました。
そういう、まぁ関係ないしな、です。

ここからが本題かもしれませんが、

この空白のように思える2年間のことの方が、私は何よりもどうなるのかと感じています。

姉からの報告と、会ってくれるかという話については、
少し丁寧に選んだ言葉と、ふんだんに使った絵文字で、
過剰なくらい前向きに返事をしました。
なぜなら、一般的におめでとうと言われる、人生のとても大事な決断について報告した時に、
もしかして、後ろ向き?冷たくない?と思われるような反応は
自分もされたら嫌だし、絶対にやめようと思ったからです。
とりあえずここ2年の関係は、見えないようにしようと。だからチョット気合が入りすぎたのかもしれません。

「大人の対応をしよう」
そう思って返信しました。

関係が修復した
と思われるのは癪だし
結婚する相手に罪はなく、
本当にお祝いしたいという気持ちを出しました。

これからどうなるのか、
とりあえず身を任せてみようと思います。

ひよこ

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