僕とパパ、約束の週末

僕とパパ、約束の週末をみてきました!
単独で映画だなんて何年ぶりでしょうか?
おそらくコロナが流行りだしたころ、劇団新感線のシネマ歌舞伎を見に行った以来だと思われます。
あの頃はまだ一人っ子だったかな。

さて。映画ですが。
感想は・・・・

ずっと泣いていました・・・・・

なぜならば。
わがやとそっくりだから。
ASDの程度がそっくり。(会話のできるASDです)
ずっと好きなことを話している、
マイルールが厳しい、
味覚過敏があり偏食、
ひとの会話の行間が読めない、
音に過敏などなど。

自分の中でも整理がつかずパニックになるところとか
AかBかの選択でCを持ってくるところとか
そっくりすぎました。
そして、親との関係性。
私が疲れ切った母親であることが正当化されたようです。
そして、どうにもできずに怒りを爆発させる親と子。
まるで我が家です。

映画を見てもらえればわかります。

きっと映画を見ている普通の人は、どうしょもないこどもにイライラするでしょう。
なんでそうなるの?ってなるでしょう。
でもそれが日常なんです。
親のもどかしさとか、なんとかして解決策をさがそうとするところとか、リアルすぎてもうずっと泣いてました。

小さな独裁者と表現されていましたが、
はたから見たら小さな独裁者に見えるのでしょう。
親は子の言うことを何でも聞き。
この言われたとおりに何でもして。

そんなの親が一番やりたくない。
一番やってはいけないと思いつつも、
その場を解決させるためには、そうしないといけないということを一番わかってて。悲しいんです。
悲しいし悔しいし、子供に伝わらない切なさとか。
もうずっと悲しい映画でした。

軽度のASDの理解を広めるためにはいいと思ったけど、そもそも理解できなさそうな人が見ても、とっても自分勝手な子ね、って思って終わるだけだろうな。


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