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ヒナの物語

今のコンフォートゾーンを抜けて
新しい世界に行く

それは どんな状況であっても
緊張もするし、不安もあります

義務教育が終わり高校に行くとか
新しい職場に行くとか
これもまた然りかと思います

ただ今 安全圏を抜けて
新しい世界に飛び立とうとしているヒナが
います

見守る方もドキドキです
見守る方も不安でいっぱいなんです

ヒナは以前飛び立ちましたが
羽が整わず
強風や壁、色々な障害にぶち当たり
川の奥底まで落ちて行きました

本当に上がって来れるのか…
私は心配で仕方なかったのです

でも、
落ちていったヒナをみて
もう手助けすることはできないんだなって
感じました

自分で上がってこないと
また さらに底に落ちていく気がしたからです

自分でやると決めたことに
自分で勇気を振り絞って這い上がってこないと
本当の意味で自分を自分で認めることには
繋がらない

誰かに助けてもらって上がったら
「自己否定」にしか繋がらない


私は初め そのヒナが大事だったから
精一杯羽🪶を広げられるように
手助けしてしまったんです

するとヒナは
自分で頑張らなきゃいけないことを
間違え
羽を整えることより
飛び方ばかり練習したのです

そして 羽がうまく広がらず
川底へ落ちていきました

どん底でもがき苦しんだヒナは
2年かかって 地上に上がってきました🐥✨

きっと 本当に苦しんだと思います
でも…
また 飛び立とうとしているのです

安全圏でしか 生きられない自分は嫌だと
言いました

もう
今回こそは 何があっても
這い上がる力があると信じるしかない

手は貸さないけど
信じて見守るしかないな…と
腹を括りました


ヒナ、自分を生きるんだよ
周りと比べず
君の羽で思いっきり
羽ばたけると信じてる


ひよたぬき

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