#僕の闘病日記 8
先週の手術の結果を聞きに、昨日は病院に行って来ました。茨城から家族もみんな来てくれて、立ち会ってくれました。
あの、予想してなかったことが起きて
先生も家族も俺もびっくりしました。
リンパ腫じゃなかったです。
ガンじゃなかったんです。
ひとつ目の病院で、リンパ腫の可能性がありますって言われて、いま通ってる専門のところで精密検査を何個もやって腫瘍の分布とかから見てもリンパ腫だと思いますって言われて、今回の手術は進行速度と種類を調べるためのものだったから。
こんな奇跡みたいなこと本当にあるんだって、本当に良かったって安心しました。
ガンの話聞いてから落ち込んだ時期ももちろんあったんだけど、この1か月前向きに頑張ってこれたから良い方に結果が出たのかもしれないなって思って、逆に心折れて落ち込んだまま過ごしてたらどうなってたんだろうって考えたりして。
この1ヶ月は特に公表してからの2週間は本当にたくさんの人に支えてもらって元気をもらって、そこからまた頑張れました。
折れかかった心が生き返って。
人のあたたかさが、優しさが、バンドが、音楽が、約束が、生きる気力になってました。
何度も暗い方にマイナスな方にいってしまいそうになるのを引き留めてくれてました。
間違いなく、1人じゃこんな結果になってなかったと思う。
たくさん心配かけてごめんなさい。
でも、本当にありがとう。
おはぎくんのためにできることがライブしかないけど俺ら駆けつけるからって、名古屋でめちゃくちゃ遠いのにライブの約束してくれたことも
お前には癒しが必要だ!あげる!って言ってハリネズミのぬいぐるみを差し入れてくれたことも
急な日程だけど、スプリットツアー回ろう!絶対やろう!って言って約束してくれたことも
毎月共催企画うって、うちとヒヨリが会う約束じゃないけど、一緒に頑張っていきましょう!って言ってくれたことも
本当に、本当に、嬉しかった。
まだまだ書ききれないくらい本当にたくさんの約束をしたから、全部守りたい。
会いに行くし、ライブするし、ありがとうって直接言いたいです。だから会いに行きます。
改めて、応援してくれてありがとう。
本当に、力になりました。
心が大事で、気持ちが大事っていうのに改めて気づけて、
人の優しさがこんなに心をあたたかくしてくれることを感じて、
自分には音楽が必要なんだってことを改めて強く思って、大切なことにたくさん気づくことができました。
ガンじゃなかったら結局何だったのかってところだけど、sarcoidosis(サルコイドーシス)っていう新たな病気が出てきました。
難病指定されている病気で「肉芽腫」と呼ばれる結節が体の臓器に出てくる病気になります。
担当の先生がサルコイドーシスについて諸々説明をしてくれて、
「難病だけど、命を落とす危険性はガクッと減ったから、明日命を落とすとかではないので、ずっと不安だったと思うので今日はゆっくり休んでくださいね。ただ治療するにしても早い方がいいので紹介するところに最短で確認します。」って言葉をかけてくれて
いま自分がどのくらいの病状なのかはわかっていなくて、今通っている病院がガン専門のところになるので、また別の大学病院を紹介してもらって詳しく診てもらうことになりました。最短の日程で12/26に再検査や診察が決まったので、どのくらいの病状なのか、どういう治療をしていくのかがその日にわかる予定です。
最初はリンパ腫の闘病日記だったけど、サルコイドーシスが治るまでこの日記は続けていこうと思います。
今度は難病との戦いです。絶対治す!
本当にありがとう。