見出し画像

インターネットと人間ランキング

自分がどんなに自信があることでも、インターネットを見ればもっとすごい人がいる。どんな成功体験を得たってもっと成功している人がいる。
それは普通に生きていれば知らないで済むことだけれど、インターネットはそれを可視化する。比べてしまうのだ。そうすると辛くなる。まるで自分に価値がないみたいに思えてしまう。

インターネットは難しい。人は常に情報を求めるから何か暇になるとインスタとかTwitterを見てしまう。すると自分よりもすごい人の事を知ってしまう。
自他境界が曖昧だからなのかな。相手と自分を切り離せなくて、そこまでの境地に到達できなくて、苦しくなってしまう。

見なければいいのに、見てしまう。一種のインターネット中毒だとは思う。心の健康のためにもデジタルデトックスしなくては。

カウンセラーさんにも人と比べるな、と言われる。でも比べないではいられないし、いつか比べなきゃいけない時が来る。受験でも、就活でも、その後の社会人生活でも、人と競争することは避けられないのにどうして都合よく比べないことができようか。

もはや比べないことは諦めた方がいいのではないかと思い始めた。
いつか競争しないといけないんだもの。そこから逃げることはニートになる事を意味する。それは最終手段であって最初から目指していい場所ではない。

私がやるべきは人と比べた上でできる限りのことをすること。同程度のtierランクの位置に立つ。そうすれば自然とランクアップしていくだろう。落ちぶれることもない。まあ落ちたっていい。昨日の自分。そう。昨日の自分と比べればいいのだ。去年の自分でもいい。成長していればいいんだ。

何かに挑戦した自分を褒めてあげること。すごい人がいるからってそいつと張り合おうとしないこと。コツコツ人間ランキングを上げていこう。

Fさんの動画でもあったけど、自分がどんなに頑張っても超えられないやつってのはわんさかいる。自分よりも恵まれていて、自分よりも体力があって、自分よりも才能がある。そんな人間ランキング上位の奴らと位置を逆転することなんて不可能だ。

今まで自分がやろうとしていたのは、順位をいきなり1000あげようとすること。本当にやらなきゃいけないのは順位を1上げることだ。何をすれば順位が上がるのか。簡単だ。人間として基本的なことを、みんなが疎かにすることをやればいい。早起きすること。ブログを書くこと。ご飯を食べること。運動をすること。外に出ること。体それたことをしなくたって普通に生きていればランキングは上がっていく。そんなもんだと思う。

ランキングに入るのは全人類。わたしがこのブログを書いて投稿するだけで、きっと順位は100は上がるだろう。簡単なことだ。
トップに行こうとしないこと。インターネットでランキング上位の奴らを見ないこと。これが大事。コツコツ積み上げて、気づいたら高みに昇っていた、そんな形が理想だと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?