ねろ

ふわふわしながら生きる 限界虚弱早大生です

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最近の記事

仕方がない、と思えるようになること

早稲田大学の近くには早稲田メンタルクリニックがある。そこにはかの有名な益田先生がいらっしゃるのだが、私はよく益田先生の動画を見る。 多くの動画の中に、「治療のゴールは仕方がないと思えるようになること」だというのがあった。これはちょっとわかる。 私は虚弱体質で、長時間立ったり外にいることが耐えられない。 手足が震えたり吐き気がする。ご飯も外では満足に食べられなくて、サークルのアフターに行けたこともない。 体力のあるみんなが羨ましくて、ワセメシを堪能しているみんなに嫉妬して

    • 自分、この大学にいていいんですか?

      石を投げればハイスペックにあたるうちの大学では、普通のレベルも高い。 なんだか自分が深海魚になってしまっている気がしてならない。 スポーツも勉強もできる完璧な人がいた。モデルさんみたいに可愛い女の子がいた。バイリンガルの子がいた。プログラミングを使いこなす人がいた。 みんな個性があって、能力があって、輝いている。自分もその輪に入っていきたいのだけど、できない。なんか見えないバリアみたいなのがあって、弾き出されてしまう感じ。 みんなと同じになりたい、と思う。輝きたいなあ、

      • スタートラインに立つ、いや、混じる

        大学前期の私は、劣等感の塊だった。 いつも誰かと比べて、傷ついていた。そういうのって一種の自傷行為だとは思うんだけど、メンヘラみたいになってしまっていた。 せっかくできた友達にも当たってしまったり、カウンセリングや精神科にもお世話になった。自分が自分じゃないみたいで、苦しかった。 でもちょっとずつ前進してきた。薬を飲んで、noteやカウンセリングで愚痴を吐いて、コンプレックス解消のためにできることはした。 ちょっとずつ楽になってきた気はする。 きっかけとして一番大きいの

        • 鬱は私の人生に必要な起伏

          いつも誰かと何かを比べてしまう。あっちが上、自分が下、はたまた上…なんて。 馬鹿らしいとはわかっているけど、辞められたことがない。 人間の本能なんだと思う。 この呪縛から逃れることはできない。私は永遠に人と比較し続けるだろう。 そして一喜一憂するのだ。 ここ最近は今までの悩みをnoteに綴ってきたのだが、なんかネタが尽きてきたような気がする。飽きてきた、というわけではなくて、己から湧き出す憎悪が減ってきたんだ、ってこと。 やっぱり気持ちを文字に起こして発信することはス

          創作って苦しいね

          自分はよく絵を書く。ここ数年はなんだかんだ創作が苦しくてやってなかったけど、また描き始めた。 上手く行かないんだよね。自分の理想通りの色が出ないし、snsを見れば自分より上手い人が星の数ほどいて苦しくなる。そんなんだから創作から離れていたんだけど。 また描きたくなった。自分の想像しているものを具現化したくて、ペンを手に取る。でも、上手く書けない。何かが違う。こんなはずじゃないのに! 悲しいなあ、苦しいなあ。一時期はイラストレーターとして稼いでいく夢を持っていたけれど、今

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          非日常より日常の方が厳しい

          最近、体力が露骨に減ってきたと思う。 朝も昼も夜も疲れている。手足に力が入らない。 眠い。だるい。食欲がない。絶不調である。 つい先日韓国に行ってきた。前日は緊張で吐いてしまったけど、旅行中はハイになってたからか大丈夫だった。 でも帰ってきてからまた体調が悪化し始めている。 なんでだろう。こんなにも上手くいかないなんて。 普通に生活することが難しい。 ああ、頭も痛くなってきた。 寝てることが悪いのか、寝てないことが悪いのか、変な夢をよくみるし… 私はいつになったら健康

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          海外への幻想

          私が思い描いていた海外とはなんだったのか 生まれて初めて外国に来た。 ずっと行ったことがないからこそのコンプレックスになやさまれ続けてきた外国。帰国子女が羨ましかった。海外旅行に行ったことのある人を妬んだ。経験したことのないものは妄想が肥大化する。 私の思っていた外国はもっとキラキラしていて眩しい。魔法の世界のように未知のことや体験があると信じて、それを体験したことのある人が心底羨ましかった。 いざ海外に来てみたらどうだろうか。なんにもない。強いて違うものがあるとすれば

          海外への幻想

          インターネットと人間ランキング

          自分がどんなに自信があることでも、インターネットを見ればもっとすごい人がいる。どんな成功体験を得たってもっと成功している人がいる。 それは普通に生きていれば知らないで済むことだけれど、インターネットはそれを可視化する。比べてしまうのだ。そうすると辛くなる。まるで自分に価値がないみたいに思えてしまう。 インターネットは難しい。人は常に情報を求めるから何か暇になるとインスタとかTwitterを見てしまう。すると自分よりもすごい人の事を知ってしまう。 自他境界が曖昧だからなのかな

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          比べてしまうなら突き抜けろ

          私には海外経験がないことによるコンプレックスがあった。 あった、いうことはつい最近海外に行ってきたということである。刺激も多く、楽しい旅行だった。そしてコンプレックスも多少は薄らいだ気がする。心の中で突っかかっていたものがとれたのだから。 北朝鮮を見に韓国に行ってきた。 大学の中で、北朝鮮を肉眼で見た人がどれほどいるだろう。まあ早稲田はマンモス校だし変人金持ちの巣窟だからそりゃ私だけってことはないだろうけど。 それでも、私の近辺では唯一の経験。誰もしようとしない、たった一

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          突発的な吐き気との闘争

          私は鬱の他に身体表現性障害という持病を持っている。 簡単に言うと、私の場合は緊張で気持ち悪くなってしまうタイプの病気。 いつ症状が「始まる」かわからないから面倒くさいのだ。 厄介なことにごく稀に本当に吐いてしまうことがある。 それが怖くて、余計不安になって吐き気が襲ってくるのである。 薬は飲んでいるけど効いているのかは正直わからない。 飲んでいて良くなることもあれば変わらないこともある。 それも不安。不安だらけでますます症状が重くなってしまう負のループ。 辛いですわ…

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          虚弱な体で生き抜けるか

          私は虚弱体質だ。何をやってもすぐ体調を崩す。食べられるものも少ないし毎週病院通いで薬漬けの日々である。 小さい頃からよく病気をして、親も大変だったと思う。 今も医療費で大変だとは思うのだが… 大学生になった今、電車通学は体に負担が大きい。だからと言って他に通う手段がないので仕方なくグリーン車頼りで生活している。ただ、地下鉄や山手線はグリーンがないので頑張るしかない。正直言って地下鉄乗り換えが1番体調を崩しやすいのだ。本当に困る。 そんな私の一番の心配事は、就活だ。こんな体

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          小学生の時は幸せだった

          最近、母校である小学校を訪れる機会があった。 いつもと変わらない、懐かしい雰囲気。広い校庭で、よくドロケイとかドッヂボールとかしたなあ。 すごく幸せだった。 たった15分の休み時間がすごく楽しくて、まだ終わらないでっていう気持ちでいっぱいだった。友達と走って、おしゃべりして、どろんこになって、また教室へ戻っていく。あの頃に帰りたい。 なんで私大学でつまづいてるんだろう。 小中高といろいろ嫌なことはあったけれど、それなりに楽しくて、友達もいて、いいクラスと先生に恵まれて

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          心配性と身体表現性障害

          自分は心配性だ。起こってもいないことに焦り、予定があると2週間前くらいなのに心臓がバクバクする。お医者さんには身体表現性障害と診断されている。 不安が身体的な症状、たとえば吐き気や倦怠感となってあらわれるのだ。 私はこれに何年も悩まされてきた。薬も飲んではいるけど、完治はしないと思う。これは私の体質というか、生まれ持っての気質だから変えられないんだって。 何もしていないのにいきなり心臓の鼓動が聞こえる。胃が収縮するのがわかる。吐きそうで吐けない。それがものすごくストレスだ

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          「あの子は貴族」と私のお金持ちコンプレックス

          「あの子は貴族」という本がある。映画化もされていて、結構有名だ。 東京生まれ東京育ちのお嬢様が地方生まれの女の子と関わる中で成長していく物語。最近やっと原作を読めたのだが、やっぱり心に来た。 私には東京コンプレックスがある。東京の大学に通いはじめてからそれが爆発した。それまでは地元にずっといたから意識すらしたことなかった。 みんなキラキラしている…背が高くて、垢抜けていて、お嬢様みたいな服を着ている。よく海外に行っていて、頭ももちろんいい。親もお金持ちなことが多くて…私は

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          私のマキマさん

          車に乗る時、グリーン車に乗る時、何かにつけてはよくチェンソーマンのマキマさんのモノマネをして腕をついてみる。 マキマさんは私の憧れなのだ。憧れというか、偶像だ。 余裕があって、底が見えなくて、人を惑わせる魅力があって。吸い込まれそうな力がある。さすがは支配の悪魔。魔女だ。 今まで自分の中にぼやぼやとした理想の塊のようなものがあって、それが具現化されたものの一つがマキマさんなのだ。 あの動きが、あの声が、あの瞳が。ひとつひとつが「魔女」であり悪魔である。 マキマさんの真似

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          魔女修行をしてみよう

          「魔女になりたい」小さい頃からの夢。空を飛ぶことはできないけれど、西の魔女みたいに知識を蓄えて豊かな生活を送る、底が見えない女性になることは現実的だ。 そんなこんなで、鬱病脱却と自己肯定感回復のためにも魔女修行をしてみようと思う。 1 語学 魔女はいろんな本を読む。知識を広げるためにはたくさんの言語を解さないといけない。 私は今英語、中国語、ロシア語、エスペラント語を勉強している。それに加えて、ルーン文字も勉強してみようと思う。いろんな言語を操れるようになったらかっこい

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