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親子で登校、継続中

次男の母子分離不安を改善するために、ただいま親子登校を継続中。
毎日次男のペースで次男と一緒に学校に行き、次男の授業に付き添い、ときには母子分離訓練のため別室で待機して、朝の会と帰りの会(次男個人のもの)に参加して、午前中で帰る。

先週は、遅刻や駐車場で車から降りてくるのを待つこともあったが、毎日登校できた。

ところが今週は、月曜日は夜中というか早朝に目覚めてひとしきり騒いだあと、6時頃に再び眠り始め、雨音が心地いいのか雷や豪雨といった気象が体に負担がかかるのか、起こしても起こしても布団と仲良くなってしまい、とうとうこの日は欠席した。
火曜日は順調に登校したものの、車から降りるのに時間がかかった。
今日、水曜日は前日なかなか寝付けず、「寝たいのに眠れない」というような感じで何度も怒り泣き暴れたせいか、朝起こしたものの学校に行く時間になってもぼんやりしていて、結局普段より1時間遅く家を出て、学校に着いてもなかなか車から降りず、「ああせっかく学校に着いたのに校舎に入れないで帰るのか…?」と思った矢先に次男は車から降りてきた。

私の住む地域ではまだ梅雨明けしておらず、そのせいで自閉症児には負担がかかっている。
次男もこの気象は辛いようで、ここ最近妙にイライラしていて、私や担任の先生に攻撃的だ。
話を聞くと、次男以外の他の生徒も、梅雨の時期はなんとなく不調を感じるらしく、この前の月曜日の午後は全体的にゆっくりだらだらしていたという。


昨日のこと。
待機場所にしていた部屋が利用できる時間が終わるので、廊下に出て掲示物を眺めていたら、どこからか「びえーん!ぎゃぁー!」と子供が泣き叫ぶ声が聞こえてきた。

ん?小学部の子かな?
それにしては聞こえる方向が違うな。
もしかして…?

そこへ高等部の先生が通りかかって、「次男君、泣いてます」

慌てて2階に上がると、次男が廊下に転がって泣いていた。
担任の先生が次男に「ほら、お母さんが来たよ」と声をかけると、私に向かって「かーちゃん、なんでいなかったの?」とでもいうように掴みかかってきた。
少しの間なだめていたら、落ち着いたようで教室に戻っていった。

一緒に教室について行って授業の様子を見ていると、「かーちゃんが見ている!」と張り切ったのか、それまでダラダラやっていた作業のペースがぐんと上がり、予定していた時間より早く作業を終えた。
担任の先生は、帰りの会で次男のことをとても褒めた。
次男が理解したかはわからないが、褒められることで次のやる気につながってくれればと思った。


昨夜「眠りたいのに眠れない」と怒り泣いた次男、今日は起こしてもなかなか起きず、登校時間になっても支度ができなかったので学校に遅刻する旨を電話した。
目覚めてから時間がたって、頭がはっきりしてきたら、自分で車に乗り込んだ。
学校に今から登校することを電話で伝え、出発すると次男は車内でテンション高く笑っていた。

この調子ならスムーズに学校に入れるぞと思っていたら、なかなか車から降りて来ない。
10分ほど待って、ようやく次男が自分から車を降りてきたので校舎に向かう。
担任の先生が玄関まで迎えに来てくれて、一緒に教室に向かった。

今日の授業は今までと違うプログラムで、次男は私がいなくなることにひどく不安を表していたので、私は別室待機をやめてずっと授業を見守っていた。

今まではクラスメイトから離れて、帰るまでずっと個人授業だったのが、今日はクラスに戻る目的もあったのか、途中からグループ授業になった。
といっても、他の友達が話し合いながら作業しているのを側で見ているだけなのだが。

クラスの友達は皆、次男の特性を理解していて、次男のすることに強い拒絶はなく、それがとてもありがたかった。


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ひやみん
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