次男とぬり絵と修学旅行
我が家の次男は、重度知的障害がある自閉症で、特別支援学校高等部の3年生。
いろいろあって学校に通うのが難しい状態なので、週1回担任の先生が訪問指導にやってくる。
先週と今週の訪問指導では、修学旅行で行くUSJにいるキャラクターのぬり絵をした。
ミニオンは黄色。
おさるのジョージは茶色。
エルモは赤。
マリオも赤。
顔や服の色を塗り分けることはせず、黄色だけでミニオンを、赤だけでマリオを塗る。
母子分離不安があり、場所見知りがあり、人混みが苦手で、無理をすると次男にかなりの負担がかかると考えられるため、残念だけど修学旅行への参加は諦めた。
その代わり、次男の描いたぬり絵を、修学旅行のしおりに載せてくれるそうだ。
こんな形で修学旅行に参加できるとは…!
これだけでありがたいのに、帰ってきてからの報告会は、リモート参加することになった。
なんとありがたい。
文明の利器、バンザイ!
次男のクラスメイト達がどんな楽しい旅をするのか、どんな経験をするのか、またそれを生き生きと楽しそうに報告してくれるのだろうと考えると、今からワクワクが止まらない。
次男よりも私が楽しみにしている。
前々回の記事に登場した新しい画材、フリクションカラー。
次男の思う濃さで色が出ないことにイラついたのか、昨日、ぬり絵が終わったらケースごとゴミ箱に捨ててしまった。
次男が寝てからこっそりゴミ箱から取り出し、少し期間をおいてからもう一度使わせてみようと思う。
あまりにももったいないので。
とりあえず今日、セリアで18色のカラーペンを買ってきた。
はたしてこれは次男は気に入ってくれるだろうか…?
ところで、先に電子書籍で発売していた「Isn't He Lovely〜障害児ときょうだい児と家族と〜」のペーパーバック版が、ようやく発売にこぎつけました。
電子書籍に比べるとお値段が張りますが、皆様、何卒宜しくお願いします。