ひやまはアナログゲームを語りたい -ガンナガン編-
どうも初めまして盟友。ひやまと申します。
note始めたので、せっかくなので趣味程度に綴ります。
この記事は気ままにアナログゲームの感想を述べていく感じになっています。あくまでも個人的レビュー、ケツの青いガキの垂れることなのであしからず。どうぞごゆっくり。
今回はkeep dry様制作カードゲーム、「ガンナガン」シリーズについてだらっと書きます。
「ガンナガン」とは
-引鉄はふたつ、未来はひとつ。-
ガンナガン は2つのデッキを二丁銃に見立てて対戦する「高速二丁銃バトルカードゲーム」です。
なにこの男心抉るキャッチコピーとテーマ…。もうブッ刺さりましたよね。
僕がこのゲームを見つけたのは地元のド○キでしたが、即買いでした。
このゲームは二丁の銃を引っ提げたサイボーグ銃士の女の子になり、銃士自身のステータスとスキル、そして多彩な銃の組み合わせを駆使して戦うゲームとなっています。
ぱっと聞くと少し難しいかもですが、やってみるとスッと入ってきますね。
何よりも、手番に行うアクションが三種類あるんですが、相手の相性を読み合いながら行うスピーディーなカード操作は病みつきになります。
さて、この「ガンナガン」。結論から言えば、大満足のものでした。
事実、一般プレイヤーがこうしてレビューしているんですから。
では、僭越ながら少しゲームをご紹介。
プレイヤーは二丁銃使いのサイボーグとなり、それぞれの銃や銃士の能力、技能を用いて相手の30点のライフ、もしくは山札を0にすることがゲームの目標です。
ゲームのゴールは至極単純。相手のライフを削り切るか、相手の手を先に潰す、というもの。
また、このゲームを行う上で必要なのは3つ。
「銃士、銃を選ぶ」、「二丁の銃と銃士の技能を使いこなす」、「多様な戦略を駆使する」
【1】3ステップで簡単にゲームを開始。
銃士を一人、機銃を二丁、そして技能を選ぶだけで誰でも簡単に始められるカードゲーム。
【2】二丁銃を使いこなせ。
二丁の機銃に付随する2つのデッキを自分の両サイドに置いてプレイする「2デッキシステム」を体験せよ。
【3】無限の戦略を体感せよ。
一人の銃士、二種の銃、銃士ごとの3種の技能の組み合わせによる数多の戦略を体感せよ。
僕が思うに、このゲームの最大の魅力は「無限の戦略」です。
ガンナガン無印には4人の銃士と6つの機銃。さらには追加拡張セットもあり、銃士と機銃の組み合わせだけでも幅広いプレイスタイルが存在します。
自分の機銃、銃士の良さを生かしつつ、相手の不利を突いていく。そんな駆け引きが味わえるものとなっています。
ガンナガンの詳細はぜひこちらから
ガチ感想
ビジュとデザインの秀逸さ、世界観の作り込み良
まずはビジュの良さ。華奢な体躯の女の子が二丁のゴツい銃を持っているって、カレーに唐揚げつけたみたいな男の子大好きセットですよね。
また、銃士の女の子たちはサイボーグであり、体の一部が機械化されています。なんだかそこらのモバゲーにありそうな設定。でも、こういうのが男の子は好きなんです。仕方ないんです。
銃士となる女の子達のキャラデザや設定も良し。
(個人的にナトリが一番好き。)
そして、ゲーム自体に結構しっかりしたバックグラウンドストーリーがあるんです。
史上最悪の災害とされる《大崩落》以降、汚染された地上から逃れ生き延びるために人類が選んだ道は、崩壊を免れたビル群を住処とし、自身の肉体を機械化させることだった。
《大崩落》が過去の出来事となった現在。
緩やかに迫る終末の足音から耳を塞ぎ、しかしかわらず目先の欲望に執着する人々の口に噂される、とある銃の存在があった。
それは<大崩落>以前の技術を用いるがために現存の銃を圧倒する力を持つとされ、"適用外の銃(ナガン)"と呼ばれた。
「組み合わせ」 というゲーム性
対戦ゲームとしてかなり作り込まれており、ただのカード操作だけでも楽しめる。…んですが、やはり組み合わせゲーである以上、その組み合わせで決まってしまうのもまた事実。
それぞれの個性がある機銃カード。しかしそれぞれ違うゆえ、使いやすさの優劣やぱっとした強さの差がついている感じもします。
また、機銃カードにはそれぞれ対応したデッキがあり、それを使用するのでそのデッキにも同じような差がついてしまう…。
だが、これを覆すのもまた一興。例えば、ぱっと見攻撃力が低くとも、相手の山札を削るなどの妨害を行えば、自身の勝利に近づきます。
前述した通り山のような戦略の数があるので、その数だけ楽しむことができるのかと。
さらに言えば、この基本セットだけでなく追加拡張セット「OVERHEAT」、また新独立セットとして「W SHOUT」、さらにその拡張セットの「ULTRA BOMMY」と、多くのシリーズがあり多くの銃士、機銃の組み合わせを楽しむことができます。
僕はゲムマにてW SHOUT、OVERHEATを購入しましたが、この2つのどちらか購入するだけでもかなり変わった遊び方ができると思います。
個人的にW SHOUTにはかなーり満足しており、こっちの方が遊んでいるかなといった印象です。(テトラさんかわゆす)
特に、新要素である「オーバークロック」という必殺技的要素での戦況の変わり様に脳汁ぶちまけてました。ガチでおもろいです。
細かな気になる点
気になる点といえば、「カードの保管」についてでしょうか。
というのも、このガンナガンの「機銃」カード。大きさが118㎜×58㎜なんです。
一般的なカードより縦に1.3倍ほど長いんです。これが少し曲者でして、まずこれにあうスリーブ探しに手間なのと、保管する際に普通のケースに入らないんです。もちろん本体の箱に入れることができますが、その箱も少しデッキとカード収納がやりずらいといった印象でした。
せっかくの良デザカードなので、保管はきちんとしたいですね。
おしまい
総評して、めっっっっちゃ満足です。個人的に何よりもテーマにハマった感じはあったんですが…。
多くの組み合わせを駆使して戦うのはTCGのような楽しさがありつつ、自分でデッキを組む必要がないので、気軽に楽しむことができました。
余談なんですが、W SHOUTのコンセプトだったりが刺さりすぎて永遠にやってしまいます。特に表紙にもなっているエコとコダマの感じ。一昔前のボカロのサムネみたいなんですが結局刺さるんですよこれが。
(コダマ使いづらいけどなんか使っちゃう。)
それでは今回この辺で。
次回はゲムマの感想でも書こうかと。
またね
「ガンナガン」シリーズ
制作・販売 Keepdry 様 X(Twitter):@keepdry88