Nalu

初めまして、Naluです。 数々の精神病で長い時間人生をドロップアウトしてました。「た…

Nalu

初めまして、Naluです。 数々の精神病で長い時間人生をドロップアウトしてました。「ただいま私」奇跡復活を遂げ、今、人生イージー・モードで生きてます!noteではそんな”闇と光” の私の半生をリアルに赤裸々に綴ってます。誰かの心の潤いになれば・・・と思いを込めて・・・

最近の記事

vol.6 夢を失う恐怖を乗り越えて希望を見つける方法―光はすぐそばに

それは、深い霧の中に突然射し込んだ光のようだった。息苦しいほどに私を縛りつけていた「食」に対する恐怖が、まさか救いへと変わるなんて。その時の私には想像すらできなかった・・・ 絶望からの回復と人生の転機 モデルとして生活するには、仕事だけでは到底足りず、私はオーディションの合間を縫ってカフェで働いていた。小さい頃から、海外ドラマの中に出てくるようなカフェに憧れていた私にとって、明治神宮のカフェはまさに夢の空間だった。店内に漂う焙煎されたコーヒーの香ばしさ、エスプレッソを片手

    • vol.5 不条理な人生、輝きを失った夢は容赦なく襲いかかる

      人生の目的を失いはじめ、これまで必死に守り続けた夢さえも、もはや手元からこぼれ落ちそうだった。「もっと素直に、もっと柔軟でいいのに…」 だが当時の私は、心の鎧を脱ぎ捨てるすべを知らなかった。 不条理な人生にのみ込まれていく 19歳、逃げるように東京にやってきた私は、未来への道筋が見えず、ただ「今できること」を必死でこなすだけだった。 "人はいつだってやり直せる" 今の私は言えるが、あの頃の私にそんなメンタルは備わっていない・・・だけど、止まる選択肢だけは許せなかった。なぜ

      • vol.4 絶頂から奈落へ、19歳の私が見た運命の転換点

        人生の絶頂を感じたあの瞬間… 人生が喜びや楽しさだけで彩られるなんて、そんなことはありえない。むしろ、怒りや悲しみを知ってこそ、喜びの深さに気づき、楽しみがよりいっそう価値あるものに感じられる。 夢が現実になる瞬間 「先日のオーディションの結果です」 「は、はい…」 電話越しに伝えられた言葉に、私は呼吸すら忘れるほど緊張していた。これまで、東京の事務所からの返答は期待を裏切るばかり。心臓が耳元で鼓動しているかのような感覚だった。すると、 「すべての事務所からオファー

        • vol.3 夢を守り続ける私へ—17歳の戦い

          私の夢はわたしが守り続ける・・・そう誓った。 夢を追い続けることは意外に困難。だけど、思いの強さはそんな困難をも跳ねのけることの出来るエネルギーを持っている。まだまだ、エネルギーに満ち溢れる17歳。その強さにどれほどの威力があるのか・・・大人になって初めて知った。 夢のための在り方ー17歳の決断 17歳。普通の高校生が「進路どうしようかなぁ」なんて考える頃、私はそれどころじゃなかった。心に誓った夢があったからだ。私にとってそれは、ただの「夢」じゃない。それは人生をかけた戦

        vol.6 夢を失う恐怖を乗り越えて希望を見つける方法―光はすぐそばに

          vol.2 夢と現実の狭間で輝く一瞬 ~青春と挑戦の記録~

          夢を持つことは美しい。けれど、現実に直面したとき、その夢の光は次第に薄れていくことがある。しかし、私たちはその中でも一筋の光を見つけ続ける力を持っている。どんなに困難でも、進み続けることで道は開けるのだと信じている。 光に満ちた世界 無事一次審査を通過すると、二次審査。会場に着くとずらりと長い行列が出来ていた。「わぁ、皆んななんて可愛いの」皆、透き通るように白く、細くて可愛い同世代の女子達を目の前になぜか浮かれた。まさに憧れの眼差しだった。 私はと言うと・・・ 部活で日

          vol.2 夢と現実の狭間で輝く一瞬 ~青春と挑戦の記録~

          vol.1 17歳、運命を試す闇と光の旅路

          人生は日々選択の繰り返し。心地よく歩き続けることもあれば、時に険しい道を歩み続けることもある。そんな日々の選択によって私たちの人生は開かれたり、閉じたり、立ち止まったりする・・・私も、そんな人生の選択を何度も繰り返し、今という私が存在する。 神様から最初の試練 どこにでもいるごくごく普通の女子高生。陸上に夢中だったあの頃、たった数分の出来事によって人生が一変するなんて、この時はまだ想像もしていなかった… 高校最後の夏に向け、朝から晩まで部活に明け暮れる日々。中学時代はそ

          vol.1 17歳、運命を試す闇と光の旅路

          自己紹介

          自己紹介 初めまして、Nalu(ナル)と申します。 これまで私自身の人生を通して育んだ「在り方や生き方」を文字や言葉を通して伝えています。 私の人生は、言葉にできないほどの試練と奇跡が交差する道のりでした。 多くの人が「壮絶な人生だったね」と口を揃えますが、私にとっては何にも代えがたい「神様からの贈り物」です。 人生序盤、まだ世の中のあらゆる出来事を受け入れるほど、私の心は全く備わっていませんでした。毎日が全力で、世の中の荒波なんて全く知らない思春期の私に起きた ”運

          自己紹介

          枯れ果てた心が潤うなら #未来のためにできること

          孤独に苛まれ長い間不安を抱えた心は、疲れ果てていた。そんなある日、思いがけない幸運な出会いが訪れた。皆、私の半生を聞いて口を揃えてこう言う「壮絶な人生だったね」と・・・ だけど、壮絶な人生だったからこそ出逢えたかけがえのな存在と時間に感じられるのはきっとこの子だったから。 私は、夢と希望に溢れた20代でパニック発作で倒れて以来、誰といても、何処にいても、孤独を感じるようになっていた。なぜなら、見えない不安とまたいつ起こるかわからない発作に四六時中怯て暮らしていたから…

          枯れ果てた心が潤うなら #未来のためにできること