【思考の型】思考法の組み合わせで思考と行動の質を上げる①:論理的思考(ロジカルシンキング)×GROWモデル
この記事はこんな人におすすめです。
思考法を組み合わせると思考の質は上げられる
論理的思考だけできれば思考の質が高いわけではありません。
下記記事では背景認知力の重要性について5W3Hを例として説明しました。
今回の記事では、背景をGROWモデルを使って認知し、
論理的思考につなげて思考の質を上げる方法を紹介します。
必要な場面で適切な思考法を使うことが思考の質を上げることにつながります。
どんな場面でも背景をきちんと認知し目的やゴールが明確であれば、
状況が変化しても柔軟に対応することが出来ます。
今回組み合わせ紹介する論理的思考(ロジカルシンキング)とGROWモデルについての詳細は下記の記事で紹介しているのでぜひ覗いてみてください。
論理的思考(ロジカルシンキング)×GROWモデル
さっそくですが概念としては下図のようになります。
GROWモデルを活用して、ゴールを設定、現状とのGapを把握し、Gapを埋めるための行動の選択肢を洗い出します。
そして選択肢の中で優先順位の高い行動を選択します。
選択された行動は、GROWモデルによって、ゴール達成に直結した行動となっているはずです。
「○○のゴールを達成するために△△をする」という関係になっています。
実践するフローを下図に示しました。
まず、GROWモデルで全体感を把握します。
次にGROWモデルで決めた行動を実施し、結果を論理的思考でまとめるという流れです。
具体例
「家を買う」というゴールを設定したとします。
現状は何から考え始めたら良いかわからない状況です。
「家を買うためには何を考えたら良いか決める」必要がありそうです。
これは”課題”にあたります。
課題解決するために考えられる行動としては下記です。
・ネット検索して調べる
・知り合いに聞く
・ハウスメーカーをいくつか訪れて、営業に聞いてみる
・本を買って情報収集する
これらを行動してみた結果、課題が解決できるかもしれません。
次に論理的思考(ロジカルシンキング)を活用します。
課題解決のための行動を起こした結果、
下記のことを考える必要があることがわかりました。
・予算
・住む土地に何を求めるか
・住む家に何を求めるか
GROWモデルで抽出した課題に対しての結果、かつ論理的思考の主張となります。
つまり辿り着きたいゴールに対しての主張となっているはずです。
論理的思考の型を使って、主張に対する根拠と具体例を当てはめていきます。
次の課題は、「考えたら良いことの回答を準備すること」です。
というように思考と行動を積み上げていくことができます。
GROWモデル➡行動➡論理的思考➡GROWモデル➡行動➡…
という流れで思考と行動を繰り返すことで、思考と行動の質が高まり、
どんどんゴールに近づくことができます。
全体感:GROWモデル
詳細:論理的思考(ロジカルシンキング)
というイメージで思考法を活用してみました。
まとめ
・論理的思考×GROWモデルの活用方法を紹介
・思考と行動を行き来する
・全体感はGROWモデル、詳細は論理的思考を活用する
今回の記事がきっかけでみなさんの思考が進んだり、
行動の質が高まることにつながるととてもうれしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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