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【書評】女と男は陰と陽。『「最初の男」になりたがる男、「最後の女」になりたがる女〜夜の世界で学ぶ男と女の新・心理大全〜』
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「男の浮気は副業、女の浮気は転職活動?」。帯のキャッチコピーでつい購入してしまった。著者である関口 美奈子さんは元銀座No. 1ホステスで今は結婚相談所を経営している。元銀座No. 1ということなので、元々コミュニーケーションの達人かと思いきやアルバイトで「いらっしゃいませ」が言えずクビになるという超・陰キャだった。そんな自分を変えるためにお水の世界に飛び込んだ。最初はなかなか上手くいかないが、凄い勉強熱心で心理学など様々な本を読み実践して、気が付けば銀座No. 1に。そのノウハウが詰まってるが、とても読みやすい内容だ。早い方と1時間もあれば読破できるので、サクッと読むのに丁度いい。

具体的な内容としては様々な状況に対して男女の考え方の違いが書かれている。例えば、LINEについて。男にとっては業務連絡、女にとっては会話。そしてこの考え方の違いを少しでも埋めるように対策も書かれている。

現在、片思いの男女で振り向かせるにはどうしたらいいかわからない方、また異性間のコミュニケーションが苦手な方、本書を読めば少しでも参考になるかもしれない。

最後に私自身読んでみた感想としては女と男は陰陽関係に似ている。相手がいなければ自分もいない。時には相手を抑え、時には相手と協調して関係性を維持する。そしていつも変化はしているが、バランスを取っている。上手くやってる夫婦はこんな感じだろうか。



「最初の男」になりたがる男、「最後の女」になりたがる女 夜の世界で学ぶ男と女の新・心理大全
作者:関口 美奈子
KADOKAWA

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