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書評_手を動かす_行動する_人だけがみえる世界__シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか

【書評】手を動かす(行動する)人だけがみえる世界。『シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか』
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Web3はどんなのかを、NFTやWeb3サービスを自ら実装して語られている、元米マイクロソフトのエンジニア中島 聡さんの著書です。

ブロックチェーン(取引履歴が永遠に記録されて公開されてる仕組み)やスマートコントラクトの本質を理解でき、著者自らサービスを立ち上げて分かった現状や問題点の解説がとてもわかり易くてしっくり理解できます。

また、NFTを使った稼げるゲームのほとんどは詐欺まがいだったり、NFTの大半の実際は永続的でないことも、著者の実体験を通じて解説されていてしっくり理解できます。

著者は理解するだけに留まらず、とにかく手を動かして簡単でも作ってみてからわかる世界にこそイノベーションが生まれ、やがては世界を変えることに繋がると主張。この一文はとても説得力があるなと感じました。

私もクリプトゾンビ(スマートコントラクトに必要なプログラミング言語(solidity)の入門サイト)で実際にコーディングしてみてWeb3に触れています。

Web3に興味がある方には必読の一冊です。



シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか
作者:中島 聡
発売日:2023/01/10
SBクリエイティブ

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