tears
プライドが高い。
本当にそう思う。
そして
それなりに何でもこなしてきた。
だから
何でも出来るようなそんな気がしてしまう。
これは
自分のエゴなのだろうか。
なんて思いながらも
やっぱり自分のレベルを下げるなんてことはしたくない。
誰かの前で自分をさらけ出すなんて
きっと出来ないんだと思っていた。
そして今も思っている。
理由なんて特にない。
単純に嫌いなだけ。
だから
負ける勝負はしない。
しくじったって
わたしには言い訳ができた。
「これはわたしむきじゃないから、はじめからなんとなくそうわかっていたから・・・。」
やってみたいと思った世界に飛び込んでみた。
右も左もわからずに
自分の力量もわからずに
勢いだけで飛び込んでみた。
そう、今のわたしはまったく出来ない。
何をやっても上手く出来ない。
自分なりにやれることはやっている。
だけれど上手くいかない。
悔しい。
本当に悔しい。
そして
そんな自分を曝さなければいけないのが本当に悔しい。
誰のせいでもない。
全て自分の力のなさ。
なんど出来ると言い聞かせても
なんどやれると思っていても
上手くいかない。
底辺を突き破ってしまっているので天井がさっぱり見えない。
それでもやるしかない。
だって自分で決めたことだから。
悔しいと涙が出てくるのはどうしてなんだろう。
この涙はいつになったら喜びの涙にかわってゆくんだろう。
けれどここで立ち止まっているわけにはいかない。
もう、やるしかない。
涙が出たって進むしかない。
そう、今のわたしはこの涙を汗だと言えるから。
自分に負けるわけにはいかない。
2007.10.26 明媚的月光
この年、何度目かの転職で、英会話学校の講師となりました。
感覚で話していたわたしには英語を教えることが苦手でした。しかも幼稚園から高校生までの子供たちに。
元来、あがり症でパニックになりやすく、人見知りも激しく…向いてはいない仕事ですが、やる気だけはありました。
毎晩、うまくいかず悔し泣きをしながら帰っていました。
がむしゃらにひたむきに。そんな時間だったと思います。
あの頃、教えていた子たちは
今、どんな夢を追いかけているのでしょうか。
元気にしてるのかしらと
ふと、最近、思い出します。
教えていたと言うより、たくさん、育てられていた時間だったと
まっすぐ頑張っていた彼らに感謝です。
あの時の涙をありがとう。
いいなと思ったら応援しよう!
![羊](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15628343/profile_0d9b638d142d9fa336c244f2d276fe57.jpg?width=600&crop=1:1,smart)