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年の瀬にものおもふ。
父方の祖母の父、、、つまり曽祖父の話なのだけれど。
曽祖父はあたしが産まれた頃にはすでに亡くなっていて、産まれた頃というか、それより遥か前、戦前の昭和初期に亡くなっているので、あたしは写真と、祖母から聞いた昔話の中でしか知らない。
曽祖父は一言で言ってしまえば、大変立派な人だった。
それは自分が大人になってから尚更実感するほどに、子孫が尻窄みで大したことなくて申し訳ない程に(笑)
なにせその偉業を讃えて、出生の地に記念碑が建てられるほどなのだから、脱帽しちゃう。
そんな曽祖父の遺産相続問題が、今勃発(笑)
え、、、100年近く前の話が、今!?
っていう衝撃(笑)
記念碑が建っていた土地が曽祖父名義のままになってたらしい。
曽祖父の相続は、本来その子供と妻にいくはずだけれど、なにせ100年近く前、子供も妻もすでに亡く、孫に相続はうつり、あたしは本来の相続人である父が亡くなっているため、ひ孫にまでその相続がおりてきたということになる。
びっくり。
とはいえ、今更相続するという話ではなく、諸々整理するために相続放棄をするって話なのだけど、それだって手続きは割と面倒😵💫
司法書士の方から連絡がきて、戸籍抄本取ったり、印鑑証明取ったり、、、。
してる中で、参考資料として、相続人一覧が分かる家系図をもらった。
祖母は8人兄姉の末っ子で、ただし兄姉5人は結核や赤痢など、当時の流行病で早くに亡くなった、、、という話は祖母から聞いて知っていたけれど。
家系図にはいつ亡くなったかの詳細な記載もあり、それを見ると、数年の間に次々に亡くなったことが分かる。
今更ながらにとても胸が痛んだ。
曽祖父母はどんな思いだったろうかと。
当時は今よりも子供が早くに亡くなることは多かった時代で、珍しいことではなかったかもしれないけれど。
それでも、大切な我が子が次々に亡くなっていく悲しみを思うと、いたたまれない。
祖母もまた自分の子供を亡くした。
あたしの父だ。
その時の慟哭を、小学生だったあたしは今も覚えている。
生きていることは当たり前じゃない。
大切な家族が生きていることって、かけがえのない幸せなのだと、そんな当たり前のことを我が家の家系図を前に実感してしまった。
家族だけじゃなく、友人もそうだ。
生きていてくれる幸せ。
大切な友人が大病を患った今年だからこそ実感する。
大切な人たちが元気に笑って生きている。
そんな今、この瞬間は途方もない幸せな時間なのだなと。
だからこそ、日々の忙しさで実感する間も無いけれど、忘れないでいたいな。
過去の命が受け継がれて、今がある。
今を大切に生きていきたい。
2024年も間も無く終わり。
色々、自分も世界も問題は山積みだけれど。
2025年が笑顔の多い一年であることを願いつつ、大掃除がちっとも進まぬと嘆きつつ(笑)