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単眼鏡デビュー。

 先月諏訪湖まで歩いた時、湖のすぐそばにあったから入ってみた諏訪市美術館で、カンカン照りの屋外から薄暗い展示室に入ったせいで眼がすぐには慣れなくて、眼が順応するまでのあいだ鑑賞に集中できなくてつらかった。
 これが大人になるということなのか。
 寄る年波には勝てない。
 勝てないけどあきらめたくない。歳を取っても美術館も博物館も楽しみたい。ではどうするか。

大人はお金で解決する。

 ビクセンの単眼鏡4×12。
 黒とメタリックレッドがあって、黒のほうがかっこいい気もしたけれど、ほぼ同じ値段なのに付属品が大違いだった。メタリックレッドには繭みたいなコロンとした形の可愛いセミハードケースが付属。黒の付属品は黒い巾着袋。レッドを選択しました。

 単眼鏡に(「たんがんきょう」と入力して変換すると私のパソコンだと「嘆願卿」と出てしまう)ストラップを装着して、ストラップに首を通してから胸ポケットに入れてみると、軽い。この軽さならお出かけに躊躇無く連れて行ける。
 さっそく使ってみたくなって、気になってた「アーツ・アンド・クラフツとデザイン展」を見に松本市美術館へ。