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ナイトズー@多摩動物公園。(2024年8月11日・その2)

 その1のつづき。


コアラ

「コアラだ! 写真撮って!」 
 と、男の子を大興奮させていたコアラの像。
 像でこんなに喜べるなら、本物を見たらどうなっちゃうんだろう。

偉人ならぬ偉コアラ的な?

 そして本物のコアラはと言うと、寝てた。
 一日20時間も寝るそうだから、夜行性とか昼行性とかそういう分類はもう超越してしまってるんだろう。

昼でも夜でもこの状態。

モウコノウマ

 夕暮れ時、ライトアップも何もされてない、園内でも辺鄙なエリアでモウコノウマが、飼育員さんに見守られて静かにひたすら走っていた。

スピードアップしたり、
スローダウンしたり。

 私はイルカショーとか猿回しとか、芸をさせられている動物を見るのが好きじゃない。
 でもこの夕暮れの走行訓練? は、見せるためにやってるんじゃなさそうだった。
 馬のストレス解消とか、飼育員との信頼関係の構築とか、そういうことのためにやってるんだろうか?
 何にせよ、「見せるため」ではないらしいことは確かだった。
 観客(私と、そのほか2人くらい。閑散としてた)に対するアナウンスも、説明も何も無く、飼育員さんはただ馬だけを見て、無言で馬に合図を出していた。
 馬は飼育員さんの合図を受けて、黙々とスピードを増したり、脚を緩めたりを繰り返していた。
 すべて無言の静寂の中。

 なんだか、「馬と人との関係の長い歴史」というものの一端を目の当たりにした気がして、静かに感激してしまった。

ユキヒョウ

 昼間は大人気すぎて人だかりがすごくてまともに近づけないユキヒョウにも、やっとちゃんと出会えた。

愛嬌がある。

 やっぱり暑いらしく、ずっと口で呼吸しているのが見ていて心苦しかった。
 でも室内はエアコンが効いてるらしく、室内と屋外の出入りは自由だそうだから、そんなに心配要らないんだろうか? そうだといい。

アムールトラ

 前回来たときは療養中だかで会えなかったアムールトラ。
 今回もいないのかな…と思いながら展示場まで来たまさにその瞬間、ライトアップに照らされて、

 ガオーッ

 と、してくれている姿に出迎えられた。

暗くてもはっきり分かるオレンジの毛並み。

 サービス精神満点で、キャーキャー言われながらしばらく「ガオーッ」を繰り返したあと、暑くなったのか、エアコン完備の室内に帰っていった。

おやすみなさい。

サーバルの子供たち

 公開開始直後は長蛇の列だったと言うサーバルの子供たちにもようやく会えた。
 ん? これ子供?
 と、戸惑ってしまうくらい、もうかなり成長してた。

見るからにやんちゃそうな顔。

 隣にお母さんが来ると、それよりは小さいと分かる。

お母さんを見る顔が可愛い。

アカカンガルー

 昼間はいつ見てもダレーッと寝てるだけだったアカカンガルーたち。
 なんと、飛び跳ねながら近づいてきた。

かっこいい!

フラミンゴの雛

 フラミンゴの雛、初めて見た。
 小さくても灰色でも、シルエットはもうフラミンゴ。

よく見るとカメラ目線。

フクロなんたらかんたら

 人が多くて説明書きを見そびれた、有袋類の誰か。お目々ぱっちりだった。

凜々しい。

 でも昼間来たときどうだったのか覚えていない。昼でもこうなのかも。

ゾウの牙

 先日、治療のために大手術して抜いたと言うアフリカゾウの牙が展示されてた。

ぶっとい。

 そうこうするうち上がり続ける湿度と坂道で体力がエンプティに近づいてきたので、名残惜しかったけれど出口へ。

多摩動物公園のシンボル・象の像。

 今週末も実施されるらしいけど、また行くべきかどうか、まだ迷い中。
 秋まで待って昼間行こうかな…。

多摩動物公園ラッピング車両の車内。

 なんにせよ、近いうちにまた行くことだけは確か。